リクルートカードは、年会費無料ながら海外旅行保険が利用付帯でついてくる、お得なクレジットカードです!
海外ATMでキャッシングすることで、現地通貨を引き出すこともできるので、外貨両替手段としても活躍します。
今回はそんなリクルートカードの、海外利用におけるメリット・デメリットを紹介していきます!
- リクルートカードはこんなカード
- 「リクルートカード」と他のカードを比較!
- リクルートカードを使っている人たちの口コミ
旅通貨では、主に海外利用(海外ショッピング・海外キャッシング・海外旅行付帯保険)の観点から、リクルートカードのメリット・デメリットを調査しています。
リクルートカードは海外旅行・留学におすすめ?

引用:リクルートカード公式ページ

結論から言うと、リクルートカードは海外旅行にとってもオススメなカードだよ!
リクルートカードは年会費無料にもかかわらず、海外旅行保険が利用付帯で付いてくるクレジットカードです。



そもそも、海外旅行保険の利用付帯ってどういうこと?



海外旅行や留学中の保険が、ある条件を満たせば付いてくるってことだよ!
リクルートカードの場合、海外への航空券やツアー代金を払えば、海外で病院の世話になっても、補償額までは支払いを建て替えてくれるんだ。



それは良いね!
もちろん、クレジットカードなので、現地ATMでの海外キャッシングも可能です。
これによって、現地の通貨をお得に、かつ手軽に入手することができます。
一言メモ
クレジットカードに付いてくる海外旅行保険には、必ず
「自動付帯」か「利用付帯」
のどちらかの性質があります。
どのような違いかというと、以下の通りです。
・自動付帯カード:海外旅行保険に持って行くだけで、海外旅行保険が適用となるカード
・利用付帯カード:海外旅行保険の航空券代金などを支払うことで、海外旅行保険が適用となるカード
←今回紹介するリクルートカードはこっち



なんだか色々と便利なクレジットカードなんだね。



そういうことだね。
ちなみに後で紹介するけど、自動付帯のクレジットカードと利用付帯のクレジットカードを併用することで補償をより手厚くすることもできるんだよ!
それじゃ、もっと詳しくリクルートカードについて紹介していくね。
リクルートカードの詳細情報


引用:リクルートカード公式ページ
リクルートカードの基本スペック
年会費 | 無料 |
---|---|
国際ブランド | VISA/MasterCard/JCB/(銀聯) |
海外旅行保険 | 利用付帯 |
還元率 | 基本1.2% |
リクルードカードの海外旅行保険補償内容
適用条件 | 利用不帯 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 2,000万円 |
傷害治療費用 | 100万円 |
疾病治療費用 | 100万円 |
救護者費用 | 100万円 |
賠償責任 | 2000万円 |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円 |
【リクルートカードの海外利用】おすすめポイントまとめ!
- 年会費無料!¥0
- 海外旅行保険利用付帯で裏技利用可能!
- ポイント還元率がとにかく高い!(1.2%還元)



さらに詳しく見ていくよ!
リクルートカードの特徴まとめ
★リクルートカードはとってもシンプル&グッドなカード
リクルートカードは、このページで紹介しているように裏技利用カードの一つです。
ただ、リクルートカードの特徴はとってもシンプルです。
以下の3点を知れば、リクルートカードはOKです。
- 年会費無料
- 利用付帯海外旅行保険はベーシックなもの
- ポイント還元率が1.2%還元でとても高い
★年会費無料
海外旅行付帯保険カードの多くは、年会費が有料ですが、リクルートカードは無料です。
年会費無料というのは、常に嬉しい響きです。
★利用付帯海外旅行保険はベーシックなもの
海外旅行付帯保険の内容としては、JCB CARD Wなどと同じで、最低限の補償は備わっていると言えます。
利用付帯保険付きカードの補償額は低いものが多いので、リクルートカードはそれなりの基準額は備わっていると言えます。
★ポイント還元率が1.2%還元でとても高い
リクルートカードの一番の魅力は、ポイント還元率が常時1.2%だということです。
これは押しも押されぬメリットで、高還元ポイントカードとしては紛れもなくトップクラスです。
★デメリットがほんとにないカード
メリットを挙げた一方で、デメリットも紹介したいところなのですが、リクルートカードにはデメリットと言えるような部分がないです。
無理くりデメリットを見つけるのであれば、「ステータス性が乏しい」などが挙げられるでしょうか。
とは言え、この点は気にならない方が多いのではないでしょうか。
このように、メインカードとして使っても良し、サブカードとしても頼りになるカードがリクルートカードなのです。



年会費無料で保険ってついてくるもんなんだね!



年会費無料で海外旅行での利用付帯がついてくるのは多くないんだけど、その中でもリクルートカードはほんとにデメリットがないカードなんだよ。
もっと詳しくメリット・デメリットについて見ていくね。
リクルートカードのメリット・特典
まずはリクルートカードのメリットや特典を見ていきましょう。
- ポイント還元率がトップクラス(1.20%還元)
- 国際ブランドはVISA/Master/JCBの中から選べる
- VISAかMasterCardなら、銀聯カードを追加発行できる
- 海外ATMでキャッシングが便利&海外ATM使用手数料が無料!
- 海外旅行保険が利用付帯で付いてくる!
- 旅行中のセキュリティ対策もバッチリ!
一つずつ見ていきましょう!
年会費無料で使える
クレジットカードによっては、年会費がかかるものもあります。
リクルートカードは、仮に一切使うことがなかったとしても、年会費がかからないため安心して発行することができます。
極端な話、海外旅行のためだけに発行して、一切使わなかったとしても、全く問題ありません。
ポイント還元率がトップクラス(1.20%還元)
リクルートカードはその高いポイント還元率が有名です。
1.2%の還元率は同じく高還元率カードと言われる「楽天カード」(1.0%)よりも高く、トップクラスの還元率を誇ります。
国内・海外での利用問わず、最も大きなメリットの一つは1.2%還元であることは間違いないでしょう。



リクルートカードの一番の魅力はやっぱり、このポイント還元率だよ。
だけど、還元されるポイントは若干癖があるから、その点については【後述】するね。
国際ブランドはVISA/Master/JCBの中から選べる
リクルートカードは、3種類の国際ブランドからどれにするか選ぶことができます。
おすすめはVISAかMasterCardで、その理由は圧倒的に対応している国・店の割合が多いからです。
一方でJCBは、韓国・台湾・ハワイなど日本人がよく行く国では対応店もありますが、欧米圏では対応していない店の方が多いでしょう。
VISAかMasterであれば、基本的にはほとんどの場所で対応していると考えて差し支えないでしょう。
VISAかMasterCardなら、銀聯カードを追加発行できる
先ほど、リクルートカードは3つの国際ブランドから選べると紹介しましたが、正確に言うともう一種類の国際ブランドを選ぶことができます。
それが「銀聯(ぎんれい)」ブランドで、主に中国で使えるカードブランドとなっています。
VISAかMasterCardのリクルートカードを持っている場合のみ、追加で銀聯リクルートカードを発行することができます。
つまり、銀聯カードを追加発行する場合、2枚のリクルートカードを持つことになります
また、追加発行する場合、1,000円の手数料がかかります。



どんな場合に銀聯リクルートカードを発行した方が良いの?



中国によく行く場合なんかは、銀聯カードがあると便利だよ。
中国の中小店舗では、VISAなどの他の国際ブランドが使えなくても、銀聯は対応しているって店が多いから、中国滞在ではとても便利なブランドなんだ。
海外ATMでキャッシングが便利&海外ATM使用手数料が無料!
リクルートカードはキャッシング枠がついていれば、海外ATMから現地通貨を引き出すことができます。
これこそが、「クレジットカードがあれば、外貨両替はしていく必要がない」と言われる理由です。
リクルートカードを使って、海外キャッシングをする際にかかる手数料は以下になります。
海外ATMからキャッシングをした際にかかる手数料
海外キャッシングでかかる手数料合計=※利息+海外ATM使用手数料
※利息=【※レート適用(VISAなど)】キャッシング金額×18%(年利)×借入日数÷365
※カード発行の際に選んだ国際ブランド(VISA/MasterCard/JCB)のレートが適用されます。
海外キャッシングの手数料や計算方法については、【こちらのページ】で分かりやすく記載しています。


リクルートカードキャッシング手数料の計算例
適用レート:1ドル=100円と仮定
キャッシング期間は30日と仮定する
借入金額を500ドル(5万円相当)とする
海外ATM使用手数料はリクルートカードの場合は無料
利息を計算すると、以下のようになります。
50,000×18%×30÷365=739円
通常のクレジットカードは、海外ATM使用手数料が100~200円かかりますが、リクルートカードは無料です。
そのため、合計の手数料は「739円」となります。



ちょっと複雑だね!
他のクレジットカードと比べるとどうなの?



クレジットカードが変わっても、利率(1年で18%)は変わらないから、ほとんど大差ないよ。
だけど、リクルートカードは、海外ATM使用手数料の100~200円が無料になるから、その分は安くなるね。



なるほど~!
他のクレジットカードは、どれも海外ATM使用手数料がかかるものなの?



ほとんどのカードはかかるよ。けど一部のカードはお得なケースがあるの。
年会費無料で海外キャッシングがお得になるカードを集めた記事も書いてるから確認してみてね。
【別ページ】で、海外キャッシングがもっとお得にできる年会費無料カードを紹介しています。
海外旅行保険が利用付帯で付いてくる!
リクルートカードが海外利用でも強みを発揮する理由はいくつかありますが、その1つが「海外旅行保険が利用付帯で付いてくる」ということです。
海外に行くための飛行機代金などをリクルートカードで支払えば、海外旅行保険が付帯となります。
補償内容は以下になります。
適用条件 | 利用不帯 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 2,000万円 |
傷害治療費用 | 100万円 |
疾病治療費用 | 100万円 |
救護者費用 | 100万円 |
賠償責任 | 2000万円 |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円 |
【保険対象】
リクルートカード所有者本人が補償対象となります。
※家族は補償対象となりませんが、家族カードを発行(無料)すれば同じ保険が付帯となります。
【補償期間】
1旅行につき、最長3ヵ月の補償となります。
リクルートカードの付帯保険は、補償内容としては、正直物足りないですが、年会費無料のカードとして考えると、充実していると言えるでしょう。
年会費無料の「エポスカード」と上手く組み合わせると、より補償金額が大きなものとなります。



旅行保険の補償内容は何が大切なの?



特に「傷害治療費用」と「疾病治療費用」の二つが大切だよ。
この二つの補償額は正直ちょっと少ないけど、他のクレジットカードの補償と※組み合わせれば良い感じになるよ。
※クレジット付帯保険は傷害死亡・後遺障害以外は、合算の補償となります。



そしたら、リクルートカード+他の一枚で良い感じになるんだね。
他の海外旅行保険付帯クレジットカードは、どんなのがあるの?



他の旅行保険付帯クレジットカードは、【別ページ】でまとめてるよ。
旅行中のセキュリティ対策もバッチリ!
リクルートカードはセキュリティ対策もしっかりしています。
- ICチップ搭載
- 紛失・盗難時の全額補償
- 不正使用検知システム
- ショッピング保険
【ICチップ搭載】
スキミング被害防止に役立ちます。
【紛失・盗難時の全額補償】
紛失や盗難によって不正利用された場合に返金補償があります。
届け出た日から60日以内の不正利用であれば、全額補償の対象になります。
※もちろん、故意や持ち主の過失(名前の書き忘れなど)による損失は補償の対象外になるのでご注意を。
【不正使用検知システム】
カードショッピングなどでおかしな点がないか、会社によるチェックがされています。
利用動向がおかしい場合などは、会社によって一時停止状態にすることがあります。
※本人利用確認が取れればすぐに解除できます。
【ショッピング保険】
リクルートカードを使って、海外で購入した商品の破損・盗難などによる損害を、年間で最高200万円まで補償します。
なお、補償期間は購入日から90日間です。
ただ、VISA/MasterCardブランドの場合、自己負担3,000円、JCBブランドの場合、自己負担1万円が必要です。



これだけセキュリティ対策がされていると、安心して使えるね!



そうだね。特に、紛失・盗難補償があるから、スリ被害に遭いやすい海外でも安心して使えるね。
リクルートカードのデメリット・注意点
リクルートカードのデメリットや注意点を見ていきましょう。
- カード発行元が分かりにくい
- 還元ポイントは癖がある
- 海外キャッシングの繰り上げ返済はできるけど注意が必要
一つずつ見ていきましょう!
カード発行元が分かりにくい
リクルートカードは「リクルート」という名前が付いていますが、発行元は別の会社です。
- VISA/MasterCardの場合:三菱UFJニコスが発行
- JCBの場合:JCBが発行



発行会社が違うってことはカードの性能も違うの?



正直ほとんど変わらないんだ。
ETCカードの発行費用が変わってきたり、銀聯カードがVISA/Masterでないと発行できないなど、ごく細部の違いになるよ。



そうなのか!
どれを選んだ方が良いとかはあるの?



先ほども紹介したように、海外で使うなら、世界中で広く対応しているVISAかMasterCardのどちらかがおすすめだよ。
還元ポイントは癖がある
リクルートカードは1.2%という高還元率のクレジットカードですが、還元されるポイントが若干使いにくいです。
貯まるポイントは「リクルートポイント」で、貯めたポイントはPontaポイント(ローソンで使用可能)に交換したり、リクルートの運営するホットペッパー・じゃらんなどのサービスで利用することができます。



そんなにリクルートポイント使いにくいようには見えないけど。。。?



まあ、とても使いにくいわけではないね。
ただ、他社のポイントに比べると、やっぱり見劣りするのは事実かな。
- キャッシュバック対応ポイント:そのまま現金還元
- Tポイント:ファミリーマートはじめ、様々な主要店舗に対応
- 楽天ポイント:楽天市場をはじめとした、ネット決済複数対応
- リクルートポイント:Pontaポイント(ローソン使用)、リクルート社運営サービスで使用可能
このように、多少使用の幅が狭いのも事実です。



なるほど。全然使えなくはないけど、若干使いにくいとも言えそうだね。



そういうことだね。
海外キャッシングの繰り上げ返済はできるけど注意が必要
海外キャッシングしたお金は、あくまで借金なので、放っておくと利子が増えていきます
ただ、リクルートカードでキャッシングしたお金は、繰り上げ返済(早く借金を清算すること)することができます。
リクルートカードの繰り上げ返済には、以下の方法があります。
電話確認⇒銀行振込
(VISA/Masterのみ)三菱UFJニコス提携ATMでの支払い
★海外でできる繰り上げ返済は?
リクルートカードの海外キャッシングは、海外からの繰り上げ返済はあまり便利とは言えません。
海外からできる繰り上げ返済は、「電話確認⇒銀行振込」となります。
事前に一度、サポートデスクへ連絡する必要があるため、海外から手続きをすると、多少なり国際電話料金が発生します。
正直、1~2週間程度のキャッシング期間であれば、日本に帰国後、ATMか銀行振込で繰り上げ返済すれば十分でしょう。
キャッシングする金額にもよりますが、1~2週間程度であれば、利子は1,000円足らずで済むことが多いです。



海外でのキャッシングを中心にクレジットカードを選びたいなら【別ページ】でお得に利用できるカードをまとめているよ!
海外利用におけるリクルートカードの口コミ・評判
海外利用という観点から、リクルートカードの口コミや評判を見ていきましょう。
以下、ツイッターよりピックアップしています。
以下、ツイッターでの口コミ・評判
https://twitter.com/_AYANA_DIARY_/status/1250028224186331136https://twitter.com/ziccommune/status/960764205791027200 https://twitter.com/miholovesq/status/854151411134640129今回の日本一時帰国にあわせて海外生活を快適にするためリクルートカードとアコムAcマスターカード発券にチャレンジ!
— Yoshi@旅したい! (@3bakayoshi) January 29, 2019
https://twitter.com/_AYANA_DIARY_/status/1090437093011193862リクルートカード(VISA)でJRの乗車券を購入した。これで利用付帯だった海外旅行傷害保険がONになる…はず。
— naotosx (@naotosx) May 25, 2019



こうして見ると、リクルートカードを海外で使っている人もかなり多いみたいだね。



そうだね。リクルートカードは比較的作りやすいカードで、ポイント還元率も高いからとても人気なクレカなんだよ。



なるほどね~!
まとめ:リクルートカードは海外旅行好きにもおすすめなクレジットカード!
リクルートカードは年会費無料ながら、海外旅行保険が利用付帯で付いてくる、お得なクレジットカードです。
当然、海外キャッシングも利用できますし、海外旅行中の気になる盗難補償などもしっかりしています。
リクルートカード一枚あれば、海外旅行・留学がよりお得に、便利になるでしょう!
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