リクルートカードは、年会費無料ながら海外旅行保険が利用付帯でついてくる、お得なクレジットカードです!
海外ATMでキャッシングすることで、現地通貨を引き出すこともできるので、外貨両替手段としても活躍します。
今回はそんなリクルートカードの、海外利用におけるメリット・デメリットを紹介していきます!
このページでは、主に海外利用(海外ショッピング・海外キャッシング・海外旅行付帯保険)の観点から、リクルートカードのメリット・デメリットを調査しています。
- リクルートカードはこんなカード
- 「リクルートカード」と「レックスカード」を比較!
- リクルートカードを使っている人たちの口コミは?
100を超えるクレジットカードの中から、海外キャッシングが得意な3枚のカードを選出!
徹底比較で分かった海外キャッシングが得意なクレジットカードとは?
クレカの海外キャッシングだけでなく、他の外貨両替方法も含めて徹底比較しました。
「結局のところ何が一番お得なの?」という方はこちらをどうぞ。
リクルートカードは海外旅行・留学におすすめ?

年会費:無料 |
国際ブランド:VISA/MasterCard/JCB/(銀聯) |
海外旅行保険:利用付帯 |
還元率:基本1.20% |
マイル交換率:不可 |
- 年会費無料!
- 海外旅行保険が利用付帯で付いてくる!
- ポイント還元率がとにかく高い!(1.2%)
リクルートカードは年会費無料にもかかわらず、海外旅行保険が利用付帯で付いてくるクレジットカードです。
そもそも、海外旅行保険利用付帯ってどういうこと?
海外旅行や留学中の保険が、ある条件を満たせば付いてくるってことだよ!
リクルートカードの場合、海外への航空券やツアー代金を払えば、海外で病院の世話になっても、補償額までは支払いを建て替えてくれるんだ。
それは良いね!
もちろん、クレジットカードなので、現地ATMでの海外キャッシングも可能です。
これによって、現地の通貨をお得に、かつ手軽に入手することができます。
なんだか色々と便利なクレジットカードなんだね。
そういうことだね。
リクルートカードのメリット・デメリットを分かりやすく紹介していくね。
リクルートカードのメリット・特典
まずはリクルートカードのメリットや特典を見ていきましょう。
一つずつ見ていきましょう!
年会費無料で使える
クレジットカードによっては、年会費がかかるものもあります。
リクルートカードは、仮に一切使うことがなかったとしても、年会費がかからないため安心して発行することができます。
極端な話、海外旅行のためだけに発行して、一切使わなかったとしても、全く問題ありません。
ポイント還元率がトップクラス(1.20%還元)
リクルートカードはその高いポイント還元率が有名です。
1.2%の還元率は同じく高還元率カードと言われる「楽天カード」(1.0%)よりも高く、トップクラスの還元率を誇ります。
国内・海外での利用問わず、最も大きなメリットの一つは1.2%還元であることは間違いないでしょう。
リクルートカードの一番の魅力はやっぱり、このポイント還元率だよ。
だけど、還元されるポイントは若干癖があるから、その点については【後述】するね。
国際ブランドはVISA/Master/JCBの中から選べる
リクルートカードは、3種類の国際ブランドからどれにするか選ぶことができます。
おすすめはVISAかMasterCardで、その理由は圧倒的に対応している国・店の割合が多いからです。
一方でJCBは、韓国・台湾・ハワイなど日本人がよく行く国では対応店もありますが、欧米圏では対応していない店の方が多いでしょう。
VISAかMasterであれば、基本的にはほとんどの場所で対応していると考えて差し支えないでしょう。
VISAかMasterCardなら、銀聯カードを追加発行できる
先ほど、リクルートカードは3つの国際ブランドから選べると紹介しましたが、正確に言うともう一種類の国際ブランドを選ぶことができます。
それが「銀聯」ブランドで、主に中国で使えるカードブランドとなっています。
VISAかMasterCardのリクルートカードを持っている場合のみ、追加で銀聯リクルートカードを発行することができます。
つまり、銀聯カードを追加発行する場合、2枚のリクルートカードを持つことになります。
また、追加発行する場合、1,000円の手数料がかかります。
どんな場合に銀聯リクルートカードを発行した方が良いの?
中国によく行く場合なんかは、銀聯カードがあると便利だよ。
中国の中小店舗では、VISAなどの他の国際ブランドが使えなくても、銀聯は対応しているって店が多いから、中国滞在ではとても便利なブランドなんだ。
海外ATMでキャッシングが便利&海外ATM使用手数料が無料!
リクルートカードはキャッシング枠がついていれば、海外ATMから現地通貨を引き出すことができます。
これこそが、「クレジットカードがあれば、外貨両替はしていく必要がない」と言われる理由です。
リクルートカードを使って、海外キャッシングをする際にかかる手数料は以下になります。
- 海外キャッシングでかかる手数料合計=※利息+海外ATM使用手数料
- ※利息=【※レート適用(VISAなど)】キャッシング金額×18%(年利)×借入日数÷365
※カード発行の際に選んだ国際ブランド(VISA/MasterCard/JCB)のレートが適用されます。
海外キャッシングの手数料や計算方法については、【こちらのページ】で分かりやすく記載しています。
- 適用レート:1ドル=100円と仮定
- キャッシング期間は30日と仮定する
- 借入金額を500ドル(5万円相当)とする
- 海外ATM使用手数料はリクルートカードの場合は無料
利息を計算すると、以下のようになります。
- 50,000×18%×30÷365=739円
通常のクレジットカードは、海外ATM使用手数料が100~200円かかりますが、リクルートカードは無料です。
そのため、合計の手数料は「739円」となります。
ちょっと複雑だね!
他のクレジットカードと比べるとどうなの?
クレジットカードが変わっても、利率(1年で18%)は変わらないから、ほとんど大差ないよ。
だけど、リクルートカードは、海外ATM使用手数料の100~200円が無料になるから、その分は安くなるね。
なるほど~!
他のクレジットカードは、どれも海外ATM使用手数料がかかるものなの?
【セディナカードJiyu!da!】などを除いて、ほとんどのカードはかかるよ。
【別ページ】で、海外キャッシングがもっとお得にできる年会費無料カードを紹介しています。
「両替総コストを100円以内」にしたい方は、是非参考にしてみてください。
海外旅行保険が利用付帯で付いてくる!
リクルートカードが海外利用でも強みを発揮する理由はいくつかありますが、その1つが「海外旅行保険が利用付帯で付いてくる」ということです。
海外に行くための飛行機代金などをリクルートカードで支払えば、海外旅行保険が付帯となります。
補償内容は以下になります。
補償内容 | 補償額 |
適用条件 | 利用付帯 |
傷害死亡・後遺障害 | 2,000万円 |
傷害治療費用 | 100万円 |
疾病治療費用 | 100万円 |
救護者費用 | 100万円 |
賠償責任 | 2,000万円 |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円(1旅行中の限度額) |
【保険対象】
リクルートカード所有者本人が補償対象となります。
※家族は補償対象となりませんが、家族カードを発行(無料)すれば同じ保険が付帯となります。
【補償期間】
1旅行につき、最長3ヵ月の補償となります。
リクルートカードの付帯保険は、補償内容としては、正直物足りないですが、年会費無料のカードとして考えると、充実していると言えるでしょう。
年会費無料ながら海外保険が自動付帯の「エポスカード」と上手く組み合わせると、より補償金額が大きなものとなります。
旅行保険の補償内容は何が大切なの?
特に「傷害治療費用」と「疾病治療費用」の二つが大切だよ。
この二つの補償額は正直ちょっと少ないけど、他のクレジットカードの補償と※組み合わせれば良い感じになるよ。
そしたら、リクルートカード+他の一枚(エポスなど)で良い感じになるんだね。
他の海外旅行保険付帯クレジットカードは、どんなのがあるの?
他の旅行保険付帯クレジットカードは、【別ページ】でまとめてるよ。
旅行中のセキュリティ対策もバッチリ!
リクルートカードはセキュリティ対策もしっかりしています。
- ICチップ搭載
- 紛失・盗難時の全額補償
- 不正使用検知システム
- ショッピング保険
【ICチップ搭載】
スキミング被害防止に役立ちます。
【紛失・盗難時の全額補償】
紛失や盗難によって不正利用された場合に返金補償があります。
届け出た日から60日以内の不正利用であれば、全額補償の対象になります。
※もちろん、故意や持ち主の過失(名前の書き忘れなど)による損失は補償の対象外になるのでご注意を。
【不正使用検知システム】
カードショッピングなどでおかしな点がないか、会社によるチェックがされています。
利用動向がおかしい場合などは、会社によって一時停止状態にすることがあります。
※本人利用確認が取れればすぐに解除できます。
【ショッピング保険】
リクルートカードを使って、海外で購入した商品の破損・盗難などによる損害を、年間で最高200万円まで補償します。
なお、補償期間は購入日から90日間です。
ただ、VISA/MasterCardブランドの場合、自己負担3,000円、JCBブランドの場合、自己負担1万円が必要です。
これだけセキュリティ対策がされていると、安心して使えるね!
そうだね。特に、紛失・盗難補償があるから、スリ被害に遭いやすい海外でも安心して使えるね。
リクルートカードのデメリット・注意点
リクルートカードのデメリットや注意点を見ていきましょう。
一つずつ見ていきましょう!
カード発行元が分かりにくい
リクルートカードは「リクルート」という名前が付いていますが、発行元は別の会社です。
- VISA/MasterCardの場合:三菱UFJニコスが発行
- JCBの場合:JCBが発行
発行会社が違うってことはカードの性能も違うの?
正直ほとんど変わらないんだ。
ETCカードの発行費用が変わってきたり、銀聯カードがVISA/Masterでないと発行できないなど、ごく細部の違いになるよ。
そうなのか!
どれを選んだ方が良いとかはあるの?
先ほども紹介したように、海外で使うなら、世界中で広く対応しているVISAかMasterCardのどちらかがおすすめだよ。
還元ポイントは癖がある
リクルートカードは1.2%という高還元率のクレジットカードですが、還元されるポイントが若干使いにくいです。
貯まるポイントは「リクルートポイント」で、貯めたポイントはPontaポイント(ローソンで使用可能)に交換したり、リクルートの運営するホットペッパーなどのサービスで利用することができます。
そんなにリクルートポイント使いにくいようには見えないけど。。。?
まあ、とても使いにくいわけではないね。
ただ、他社のポイントに比べると、やっぱり見劣りするのは事実かな。
- キャッシュバック対応ポイント:そのまま現金還元
- Tポイント:ファミリーマートはじめ、様々な主要店舗に対応
- 楽天ポイント:楽天市場をはじめとした、ネット決済複数対応
- リクルートポイント:Pontaポイント(ローソン使用)、リクルート社運営サービスで使用可能
このように、多少使用の幅が狭いのも事実です。
なるほど。全然使えなくはないけど、若干使いにくいとも言えそうだね。
そういうことだね。
海外キャッシングの繰り上げ返済はできるけど注意が必要
海外キャッシングしたお金は、あくまで借金なので、放っておくと利子が増えていきます。
ただ、リクルートカードでキャッシングしたお金は、繰り上げ返済(早く借金を清算すること)することができます。
リクルートカードの繰り上げ返済には、以下の方法があります。
- 電話確認⇒銀行振込
- (VISA/Masterのみ)三菱UFJニコス提携ATMでの支払い
★海外でできる繰り上げ返済は?
リクルートカードの海外キャッシングは、海外からの繰り上げ返済はあまり便利とは言えません。
海外からできる繰り上げ返済は、「電話確認⇒銀行振込」となります。
事前に一度、サポートデスクへ連絡する必要があるため、海外から手続きをすると、多少なり国際電話料金が発生します。
正直、1~2週間程度のキャッシング期間であれば、日本に帰国後、ATMか銀行振込で繰り上げ返済すれば十分でしょう。
キャッシングする金額にもよりますが、1~2週間程度であれば、利子は1,000円足らずで済むことが多いです。
【別ページ】で、海外キャッシングがもっとお得にできる年会費無料カードを紹介しています。
「両替総コストを100円以内」にしたい方は、是非参考にしてみてください。
「リクルートカード」と「レックスカード」を比較!
「リクルートカード」同様、高ポイント還元率カードとして有名な「レックスカード」の違いを比較してみましょう!
カード名 | リクルートカード | レックスカード |
デザイン | ![]() |
![]() |
国際ブランド | VISA/ MasterCard/ JCB/ (銀聯) |
VISA/ MasterCard |
発行条件 | 18歳以上 | 18歳以上 |
年会費 | 無料 | 無料 |
ポイント還元率 | 基本1.20% | 基本1.25% |
海外ATM使用手数料 | 無料 | 無料 |
海外キャッシング 繰上返済 |
・電話⇒銀行振込 | ・電話⇒銀行振込 |
海外旅行付帯保険 | 【利用付帯】 傷害死亡・後遺障害:2,000万円 傷害治療費用:100万円 疾病治療費用:100万円 救護者費用:100万円 賠償責任:2,000万円 携行品損害:20万円(免責3,000円) |
【自動付帯】 傷害死亡・後遺障害:2,000万円 傷害治療費用:200万円 疾病治療費用:200万円 救護者費用:200万円 賠償責任:2,000万円 携行品損害:20万円(免責3,000円) |
その他特徴 | 発行会社が違うため、 カードの2枚持ちが可能 |
23万の提携施設がお得に! 他、各種サービス割引 |
細かくてどこを見たら良いか分からないな~!
大きな違いとしては、以下になるよ。
- ポイント還元率:どちらもほぼ同じ
- 海外キャッシング:リクルートカードの方が若干良い
⇒レックスカードは海外ATM使用手数料がかからないが、明細に反映されるまでに数週間程度かかるのに対して、リクルートカードは4~5日程度。 - 海外旅行保険補償内容:レックスカードの方が良い
⇒自動付帯で付くため
なるほど~!
こうして見ると、レックスカードの方が良さそうだけど、やっぱりそうなの?
実は、一概にはそうは言えないね。
確かに海外旅行補償自動付帯は魅力的だけど、レックスカードはWEB明細にカード利用が反映されるまで、数週間かかるなど、癖も強いからね。
そうなんだね!
海外利用におけるリクルートカードの口コミ・評判
海外利用という観点から、リクルートカードの口コミや評判を見ていきましょう。
以下、ツイッターよりピックアップしています。
以下、ツイッターでの口コミ・評判
楽天カード(VISA)と
リクルートカード(JCB)を発行しました。所持してるクレカが5枚になった。
やっぱり、海外行くとなると
スキミング、止められる、紛失、有効期限
などのリスクがあるので多めに持っておくのが吉ですね。— s.h.o-chan (@shochan3298) April 4, 2019
今回の日本一時帰国にあわせて海外生活を快適にするためリクルートカードとアコムAcマスターカード発券にチャレンジ!
— Yoshi🇵🇭一時帰国中 (@yottu33) January 29, 2019
無職でもクレカの審査通った!
リクルートカード(クレカ)の審査ふつうに通ったw
・ちゃんと職業欄は無職を選択した
・2017年の年収を書いておいた退職したばかりだからかな?
よかったーこれで海外保険費用5万くらいは抑えられるー(^^)♪
— ZICCO🇩🇰デンマークWH/複業フリーランス (@ziccommune) February 6, 2018
リクルートカードの海外キャッシング、ほんとに手数料一切かからなくてすごい。ATM手数料もなし。帰国後に即繰り上げ返済したら利息と為替の変動含め0.5%しかかからなかったので大変お得。
— Miho🍺Nagase (@miholovesq) April 18, 2017
リクルートカード(VISA)でJRの乗車券を購入した。これで利用付帯だった海外旅行傷害保険がONになる…はず。
— naotosx (@naotosx) May 25, 2019
⑤で、今、申請してるのが
・リクルートカード(海外旅行保険利用付帯)
・セディナカードJiyu!da!(キャッシュカード用)
・セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード(ラウンジ利用)って感じです。
利用付帯のカードはもう1枚申請予定。
ただ、同時期に作りすぎると心配なので考え中— プロニートAYANA🏝バリ島↔︎日本🍣3年目突入 (@_AYANA_DIARY_) January 30, 2019
こうして見ると、リクルートカードを海外で使っている人もかなり多いみたいだね。
そうだね。リクルートカードは比較的作りやすいカードで、ポイント還元率も高いからとても人気なクレカなんだよ。
なるほどね~!
まとめ:リクルートカードは海外旅行好きにもおすすめなクレジットカード!
リクルートカードは年会費無料ながら、海外旅行保険が利用付帯で付いてくる、お得なクレジットカードです。
当然、海外キャッシングも利用できますし、海外旅行中の気になる盗難補償などもしっかりしています。
リクルートカード一枚あれば、海外旅行・留学がよりお得に、便利になるでしょう!
100を超えるクレジットカードの中から、海外キャッシングが得意な3枚のカードを選出!
徹底比較で分かった海外キャッシングが得意なクレジットカードとは?
クレカの海外キャッシングだけでなく、他の外貨両替方法も含めて徹底比較しました。
「結局のところ何が一番お得なの?」という方はこちらをどうぞ。
リクルートカードのスペック | |
国際ブランド | VISA/ MasterCard/ JCB/ (銀聯) |
申込資格 | 満18歳以上の方(高校生を除く) |
発行期間 | 1週間程度 |
家族カード | 無料 |
ETCカード | JCB:無料 VISA/Master:発行料1,000円 |
ポイント還元率 | 基本1.20% |
マイル交換率 | 不可 |
海外旅行 付帯保険 |
【利用付帯】 傷害死亡・後遺障害:2,000万円 傷害治療費用:100万円 疾病治療費用:100万円 救護者費用:100万円 賠償責任:2,000万円 携行品損害:20万円(免責3,000円) |
国内旅行 付帯保険 |
【利用付帯】 死亡・後遺障害:1,000万円 |
キャッシング利率 | 18% |
海外ATM使用手数料 | 無料 |