こんにちは!旅好き女子のあやです!
賢く楽しく旅するため、旅に関するお金の情報を、日々研究しているよ★
このページでは、海外旅行保険利用付帯カードをうまく使うことで、旅行保険の補償期間をかなり長いものにすることができる裏技を、紹介します!
90日以内の短期旅行だけ保険期間が使えれば良いという方は、【別ページ】にまとめた海外旅行保険自動付帯クレジットカードをオススメします。
▷【海外旅行保険自動付帯&年会費無料】おすすめクレジットカード7枚はこれだ!

一方で、「90日以降も海外旅行保険を付帯にする裏技」を知りたいという方は、このページが役に立つでしょう。
- 自動付帯ではなく、利用付帯カードを使う理由
- 海外旅行保険を90日目以降も継続する裏技
ちょっと待って、『利用付帯』とか、『自動付帯』とかってなんの話なの?
クレジットカードの話って難しいな〜。
そうだよね。
少しややこしいけど、まずはクレジットカードの旅行保険について説明していくね。
利用付帯・自動付帯とは
クレジットカードに付いてくる海外旅行保険には、必ず
「自動付帯」か「利用付帯」
のどちらかの性質があります。
どのような違いかというと、以下の通りです。
自動付帯カード:海外旅行保険に持って行くだけで、自動で海外旅行保険が適用となるカード
利用付帯カード:海外旅行保険の航空券代金などの支払いで利用することで、海外旅行保険が適用となるカード
これを見ると、自動付帯の方が明らかに良い感じがするね!
基本的にはそうだよ!
ただ、自動付帯カードは、
90日以上の長期海外滞在をする人には弱点
があるんだよ。
旅行保険が自動付帯で付いているクレジットカードは、出国から90日間保険が適用となります。
逆の見方をすると、自動付帯保険だけでは、90日目以降の保険が一切なくなってしまうのです。
つまりこういうことです。

海外で保険が一切なしは、確かかなり危ないんだよね!
利用付帯カードを使えば、90日目以降も保険適用にすることができるの?
正にそういうこと!
一部の利用付帯カードは、出国後の公共交通機関の支払いをすることで、
その時点から保険の適用をON
にすることができるんだよ!

▲左は自動付帯※のエポスカード、右は利用付帯のJCB CARD W
※サービス改定があり、2023年10月1日出発の旅行から利用付帯に変更となります。
自動付帯保険カード+利用付帯保険カードで、半年程度まで保険期間を適用にすることができます。
利用付帯カードは一見すると自動付帯カードと比べてデメリットですが、保険の開始日を自分で決めることができる点はメリットにもなり得るということですね。
これこそが、「裏技」と呼ばれる
海外旅行保険の補償期間を90日⇒180日に延ばす方法
だよ。
あれ、これなら何枚も利用付帯カードを使うことで、ずっと保険を延長できるんじゃないの?
もちろん理論上はカードの枚数分だけずっと伸ばすことができるよ。
ただ、180日までしか伸ばすのはオススメしてないの。
180日以降の保険適用がオススメできない理由
理論上は、利用付帯カードを何枚も用意することで、270日、360日と保険期間を伸ばすことはできますが、それはおすすめできません。
なぜなら、利用付帯保険付きクレカは、海外旅行保険の補償額が比較的少ないため、1枚だけだとかなり補償がか細くなってしまうからです。
10枚・20枚とカードを作れば可能ではありますが、管理が大変すぎるため現実的には180日までにするのが良いでしょう。
▷【裏技利用可能】おすすめの海外旅行保険利用付帯カードはこの5枚!

90日目以降も保険期間を伸ばす裏技(現地で利用付帯をONにする方法)
海外旅行保険をクレジットカードだけで長期間まかなうには、先程紹介したように利用付帯カードを利用し保険をONにしなければなりません。
しかし、あまりに早く利用してしまい利用付帯の保険をONにしてしまうと保険の空白期間ができてしまいます。
自動付帯カードが切れる少し前の段階で、利用付帯カードを使うことで保険をONにするようにしましょう。
利用付帯カードの保険をONにするにはどうしたらいいの?
利用付帯カードの補償がONになるのは、以下のようなタイミングです。
- パッケージツアーなどの支払いを利用付帯カードで行う【この場合、出国から保険適用】
- 日本出国までの公共交通機関の支払いを利用付帯カードで行う【この場合、出国から保険適用】
- 日本出国後、旅行に関する公共交通機関の支払いを利用付帯カードで行う【この場合、利用日から保険適用】←今回使う方法はこれ
※ 一部カードは出国後、公共交通機関の支払いをしても、補償がONにならないので注意
※①や②を満たしてしまうと、出国日と同時に海外旅行保険の補償はONになってしまいます。(当然ですが、③の保険は使用不可になります。)
なるほど!
①や②を使わずに、③の条件を上手く使うことで、現地で(旅行の途中で)保険期間をONにすることができるんだね!
現地到着後、海外旅行保険補償をONにするための公共交通機関の支払いとは以下になります。
対象になるもの | 対象にならないもの |
電車 | レンタカー代 |
新幹線(特急電車) | 自家用車等の関連費用 |
バス | 高速道路代 |
タクシー | 空港駐車場代 |
船 | 飛行機チャーター料金 |
航空券 | 施設のエアポートシャトルバス |
– | 電子マネーのチャージ |
車以外の交通機関は基本的に対象になるって考えて良さそうだね。
そうだね。
車に関しては、タクシー以外は不可能って覚えておくのが賢明だよね。
レンタカーなんかも例外なくダメだからね。。。
ちなみに、UberやGrabのような、配車アプリに関してはどうなの?
良い質問だね!
UberやGrabなんかは、タクシーと同じような見方ができるけど、カード会社によるよ。
かなり細かいチェックが必要になるから、基本はNOと考えた方が良いかも。。。
▷【裏技利用可能】おすすめの海外旅行保険利用付帯カードはこの5枚!

裏技が使えない利用付帯カード一覧
先ほどもチラッと紹介しましたが、中には旅行中の現地公共交通機関の支払いを行っても、保険がONにならないカードがあります。
以下のカードが該当のものです。
裏技利用不可のカード
- 楽天系カード(楽天カード、楽天ゴールドカードなど)
- ニコス系カード(三菱UFJカード VIASOカードや、MUFG一般カードなど)
- 高島屋カード
- イオン系カード(イオンゴールドカードなど)
- au walletクレジットカード
これらのカードは、基本的に航空券やツアー旅行の代金支払い時に、海外旅行保険が出国と同時にONになるカードなので、注意しましょう。
裏技利用可能!利用付帯のクレカ一覧
以下は、海外旅行中の公共交通機関の支払いを行うことで、保険をONにすることができるカードです。
【裏技利用可能】年会費無料カード
- JCB CARD W
- JCB CARD R
- JCB CARD EXTAGE
- リクルートカード
- 三井住友系カード
⇒【無料にできる】三井住友VISAクラシックカード(クラシックAは自動付帯なので注意)
⇒【無料にできる】ベルメゾンメンバーズカード(三井住友VISA+ベルメゾン)
⇒【無料にできる】MOBAGE CARD(三井住友VISA+MOBAGE)
⇒【無料にできる】minapitaカード(三井住友VISA+南海電気鉄道)
無料で利用できるクレジットカードはこっちで紹介してるよ!
▷【裏技利用可能】おすすめの海外旅行保険利用付帯カードはこの5枚!

【裏技利用可能】年会費有料カード
裏技が使える、年会費有料のカードは以下になります。
- JCB一般カード
- JCBゴールドEXTAGE
- セディナカードクラシック
- セディナカードファースト
- エムアイカードゴールド(補償多い)
- エムアイカードプラスゴールド(補償多い)
- 三井住友トラスト系カード(三井住友系カードは補償期間が60日間なのでご注意を)
⇒三井住友カード
⇒TRUST CLUB プラチナマスターカード
⇒TRUST CLUB エリートカード
⇒デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカード
⇒TRUST CLUB ゴールドカード
⇒TRUST CLUB ワールドカード
⇒デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナVISAカード
⇒TRUST CLUB プラチナ Visaカード
⇒TRUST CLUB ワールドエリートカード
⇒SuMi TRUST CLUB リワードカード
⇒SuMi TRUST CLUB リワード ワールドカード - ANAアメリカン・エキスプレス・カード
- アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード
- AMEXグリーンカード
- AMEXスカイトラベラーカード
- デルタスカイマイルAMEXカード
裏技に無料で使える利用付帯付きのクレジットカードはこっちでまとめてるよ!
