初めてのウユニ・マチュピチュ・ナスカ・イグアスの滝の南米旅行! 普段の旅行とは違い、標高の高い地域や、カード決済の可否、防犯対策など、特別な準備が必要でした。
15回も飛行機に乗る詰め詰めスケジュールの中で、実際に役立ったものや準備しておいてよかったものをまとめました。
これから南米へ行く方の参考になれば嬉しいです!
南米旅行で特別に用意したもの
一般的な持ち物
アイテム | 理由 |
---|---|
日焼け止め | 標高が高く紫外線が強いため、肌を守る必需品 |
サングラス | 強い日差しと標高の高さによる眩しさ対策 |
度付きサングラス | 視力が悪い人にはマスト!普通のサングラスでは不便 |
虫よけスプレー | マチュピチュでは蚊対策が必須 スプレー式は飛行機NGなのでプッシュ式を。 |
シャンプー・コンディショナー・ボディーソープ | 宿泊施設によっては固形石鹸しかないため ※いいホテルだったおかげかほぼすべてにシャンプーもありました |
水着 | イグアスの滝やマチュピチュの温泉用 |
水中ゴーグル | イグアスの滝では水が激しく降り注ぐためあると便利 ゴーグルないと目が開けられない |
懐中電灯 | 停電や夜道の移動に備えて |
折り畳みウィンドブレイカー | 気温差が激しく急な雨も多いため ユニクロのを愛用してます |
ESTA | 今回はロス経由でリマへ行くためESTAも必要 |
常備薬 | 風邪薬、腹痛等の常備薬。 長期旅行なので使い慣れたものを。 |

高山病対策:ダイアモックス
マチュピチュ(標高2,400m)、ウユニ(標高3,650m)、クスコ(標高3,400m)と、富士山クラスの標高の旅が続くため、高山病対策としてダイアモックスを処方してもらいました。
私はKARADA内科クリニック渋谷店で2,970円、同伴者はオンライン診療のうかいクリニックで4,500円ほど(吐き気止め含む)で処方を受けました。
到着前日から朝晩半錠ずつ5日間飲むことで予防になるとのこと。
薬には利尿作用があるため、水をたくさん飲むことも大事で、一日2~3リットルを目安にしました。
また副作用で指先に若干しびれが出ました。普通に過ごすうえで特に問題のないレベルでした。
結果、がっつり高山病になりました。
たった5メートルの上り坂を歩くだけで息切れするレベルでしたが、吐いたり倒れたりすることはなく、予定通り旅を続けられたので、薬の効果はあったと思います。
Apple Watchの活用
今回の旅行用にApple Watch Ultra2を購入!
目的は「高度の記録を取るため」。標高3,000m級の地域に何日も滞在するなら、その記録をしっかり残したい!と思い購入しました。

実際に使ってみると、高度の確認がすぐできて便利でした。特にマチュピチュなど標高の高い地域で、リアルタイムに標高がわかるのは面白かったです。
また、気温や天気もすぐ確認できるので、旅行中は大活躍!
ただし、翻訳機能はあまり使いませんでした。
Apple Watchの翻訳は音声入力が必要で、外で声を出すのが恥ずかしかったため、結局スマホを使いました。
バッテリーの持ちも問題なく、毎日ホテルで充電すれば十分1日持ちました。
旅行に便利なガジェットとしておすすめです。
スマートフォンとネット回線
現地では地図アプリを調べたり翻訳アプリを使ったり、などなど。
スマートフォンのアプリは欠かせません。
自分はAndroidとiPhoneの2台持ちで片方はahamo契約のため世界91か国で使えるはずなのですが今回は対象外の国も多かったので【World eSIM】 世界周遊B eSIMを2回線契約しました。
ボリビアで使えるeSIMが非常に少ないです。
詳しくは別記事にまとめています。

また防犯対策にスマートフォンにネックストラップを付けて首からかけて使用していました。
幸いひったくりにあうことはありませんでしたが、海外での防犯対策に素手で持つのではなくケーブルを付けるのは有効だと思います。
現金とクレジットカード
ボリビア・ペルー・ブラジルの現地通貨は日本で準備できないため、およそ米ドル1,000ドルとユーロ200ユーロを持って行き、現地で両替しました。
しかし、実際にはペルーで100ドル、ボリビアで60ドルしか両替せず、残りはクレジットカード払いでした。
ネットの古い情報では「現金を一人500ドル持つべき」とありましたが、実際はほぼクレジットカード決済が可能。特にブラジルとアルゼンチンでは、現地通貨の両替なしで過ごせました。
日本よりもクレジットカード決済できるお店が多いです。
現金が必要だったのは以下の場面だけでした。
- マチュピチュのお土産屋の一軒(クレカ決済端末が充電切れ)
- マチュピチュの温泉入場料(20ソル)
- マチュピチュのはがきショップ一軒
- ラパスのVRゲーム(65ボリビアーノ)
- ガイドさんへのチップ(現地通貨の余りを渡したり米ドルで渡したり)
結論として、米ドル1,000ドルは多すぎました。次回行くなら、ペルー・ボリビアで100~200ドルずつあれば十分かと思います。
ちなみに値引き交渉の際に現金払いというと少し値引き率が上がることが多いのでお土産を少しでも安く買いたい、という場合は現地通貨の現金払いもなしではないです。 ただ日本に持ち帰っても両替が難しいので現地で使いきるよう両替する金額はよく考えてください。
チップについて
南米はチップ文化ないような気もしますが各ガイドさんに20ドルずつチップ渡しました。実際いろいろとサービスしてくれたり、お店での値引き交渉だったり飛行機の荷物の追加料金割引交渉してくれたりなど 実利も出ていたので・・・
また2泊以上したホテルには枕銭を1ドルずつ置きました。
あと大荷物をホテルスタッフに運んでもらった時も5~10ドルぐらいずつ渡していました。
Uber利用した際もシステム提案のチップの最少額か乗車賃の10%かいずれか小さいほうをチップにしました。
必須、というわけではないけれどもチップを渡すことでいいサービスが継続してもらえるなら、ということで少額ですが渡すようにしています。
たぶん渡さなくても何も言われないと思うので各人の自由にしていいと思いますが・・・
ChatGPTで旅程管理
15回も飛行機に乗るスケジュールで、自分でも把握しきれないのでChatGPTに旅程を読み込ませました。
最初は「明日の予定は?」「今日は何時に出ればいい?」など正しく答えてくれて便利でしたが…
旅の後半になると嘘を言い出すように。
例えば、パリ経由で帰国するはずが「ロス経由」と答えたり、次の行き先がデタラメになったり…。
MyGPTでシステムプロンプトに旅程を組み込めば改善できるかも?と思いました。
もう一工夫してうまく旅行アシスタントとして使えたら便利なのになぁ。
次回旅行でもう一度チャレンジしてみようと思います。
ちなみに今回の旅行はトータル4.15万キロの飛行機移動で、地球の直径が4万キロなので距離的にも世界一周だったようです。
まとめ
初めての南米旅行、いろいろ準備しましたが、想像よりはハードではなかったです。
高山病はきつかったですが、対策したおかげで全行程クリア! クレジットカードも広く使え、南米=後進国というイメージは覆されました。
事前準備は大事ですが、過剰に心配しすぎる必要はないかもしれませんね。