「韓国はカード社会だから、現金はほとんどいらない」と聞いて、現金を少なめに準備しようとしていませんか?
たしかに、ソウルの一般的な飲食店や買い物ではクレジットカードを使える場面が多く、私たちもVISA・Mastercard・AMEXのどれも問題なく利用できました。
ただし、屋台、マッサージ、チムチルバンの中のお店、東大門の黄色いテントや問屋街まで楽しむなら、現金ゼロでは困ります。 私たちはソウル2泊3日・女性2人の旅行で、日本円で約6万円分の現金を用意しました。特に東大門で買い物をすると、現金はあっという間に減ります。
この記事は、韓国に毎年3〜4回通い、最終渡航は2026年6月の筆者が、ソウルで実際に支払った体験をもとに、どこでカードが使え、どこで現金を使ったのかをまとめたものです。決済可否や現金割引の有無は店舗・時期によって変わるため、「私たちが訪れた時点での実体験」としてご覧ください。


結論:東大門で買い物をするなら、現金は2人で約6万円分を目安に
今回、私たちは2泊3日・女性2人で約6万円分の現金を用意しました。これはホテル代やカード払いを含む旅行総額ではなく、現金で使うことを想定した分です。
カードを中心に使える旅行でも、次の予定があるなら現金は多めに見ておくのがおすすめです。
- 屋台で食べ歩きをしたい
- マッサージで現金割引を使いたい
- チムチルバンに行きたい
- 流しのタクシーに乗る可能性がある
- 東大門の黄色いテントや問屋街で買い物をしたい
とくに東大門の問屋街は、私たちが回った範囲では約8割が現金のみでした。カードを使える店も一部ありましたが、「ここで買いたい」と思った品を現金不足で諦めないためにも、東大門で買い物をする日は現金残高を意識しておくと安心です。
一方で、東大門でのまとまった買い物を予定していない場合は、屋台・マッサージ・交通など、現金で払う予定の金額を先に足し算してから余裕分を上乗せする方法がおすすめです。旅のスタイルで必要額は大きく変わるため、「韓国旅行なら全員いくら」と決めつけないことが大切です。
ソウルでカードが使えた場所・現金が必要だった場所
実際の支払い状況を、場所ごとにまとめます。
| 場所・用途 | 私たちの実体験 | おすすめの準備 |
|---|---|---|
| 一般的な飲食店 | 約8割でカードが使えた | カードを基本に、現金も少額持つ |
| 屋台 | 現金のみだった | 食べ歩き用の小額紙幣を用意 |
| マッサージ | 現金払いで約1割割引になる店があった | 事前に現金価格を確認 |
| チムチルバン内の店 | 現金のみだった | 入館料以外の飲食・買い物分も残す |
| 流しのタクシー | 現金が必要だった | タクシー代の予備を持つ |
| 東大門の黄色いテント | 現金のみだった | 買い物予算を現金で確保 |
| 東大門の問屋街 | 約8割が現金のみ。一部のみカード可 | 行く前に現金残高を確認 |
このように、観光客が行きやすいカフェや普通のレストランではカード決済で困りにくい一方、ローカル色のある買い物・深夜の遊び・現金割引を狙う場面では現金の出番が残っています。




屋台・マッサージ・チムチルバンは、現金を使う前提で考える
屋台は現金のみだった
韓国旅行で屋台グルメを楽しみにしている人は多いはずです。しかし、私たちが利用した屋台では現金のみでした。少額の買い物ほどカードを使えない場合があるため、食べ歩きをする日は小額紙幣を使いやすい形で持っておくとスムーズです。


マッサージは現金払いで約1割安くなることがある
マッサージ店では、現金払いにすると約1割割引になる店があり、私たちも現金払いを選ぶことが多くありました。たとえば表示価格が50,000ウォンなら、現金払いで5,000ウォン程度安くなるイメージです。予約前や入店時に、カード価格と現金価格が違うかを確認してみてください。


チムチルバンの中でも現金が必要だった
チムチルバンは入館後に飲食や買い物をすることがありますが、私たちが利用した施設内のお店は現金のみでした。入館時に現金を使い切らず、館内で使う分を残しておくのが安全です。
東大門で買い物をする人は、現金不足に注意
今回もっとも「現金を多めに持ってきてよかった」と感じたのが東大門です。
東大門の黄色いテントは現金のみで、問屋街も私たちが回った範囲では約8割が現金のみでした。問屋街ではカード決済に対応した店もありましたが、カードが使える前提で買い物に行くと選択肢がかなり狭まります。
東大門で服や雑貨をまとめて買い始めると、現金は想像以上の速さで減っていきます。買い物が旅行の目的の一つなら、屋台・マッサージ・タクシー用とは別に、東大門で使う予算を現金として確保しておくのがおすすめです。
クレジットカードはVISA・Mastercard・AMEXを使えた
ソウルではカード決済が広く浸透しているため、通常の観光・食事・カフェ利用はカードを主役にすると便利です。ただし、今回AMEXが使えたからといって、すべての店で使えるとは限りません。海外旅行では、ブランドが異なるカードを2枚以上持ち、加えて現金を用意する組み合わせが安心です。




- メイン:VISAまたはMastercard
- 予備:別ブランドのクレジットカード
- 現金:屋台・東大門・マッサージ・タクシーなど用
韓国ウォンは、出発前に必要額を決めて準備しよう
現金を使う予定があるなら、現地で慌てて両替所を探すよりも、出発前に必要額を決めておくと安心です。
韓国ウォンへの両替場所やレートの考え方は、別記事の日本円から韓国ウォンへの両替はどこがお得?で詳しく比較しています。東大門で買い物をする人は、買い物予算も含めて先に現金額を決めておくと、旅先での判断がラクになります。


また、空港からの移動を予定している人は、韓国での空港移動にUberを使った体験記事もあわせて確認してみてください。流しのタクシーに乗る可能性があるなら、現金の予備は持っておきたいところです。


出発前チェックリスト
- 屋台・マッサージ・チムチルバン・東大門へ行くか決めた
- 現金で使う予定額と、予備分を分けて考えた
- VISAまたはMastercardをメインカードとして用意した
- ブランドの異なる予備カードを持った
- 東大門用の現金を、ほかの出費で使い切らないようにした
- 流しのタクシーに備えた現金を残した
まとめ:カード中心でOK。でも東大門・屋台・マッサージを楽しむなら現金は必須
ソウルでは、一般的な飲食店や買い物ならカードで困らない場面が多く、私たちもVISA・Mastercard・AMEXを問題なく使えました。
しかし、屋台、マッサージの現金割引、チムチルバン内の店、流しのタクシー、東大門の黄色いテントや問屋街まで楽しむなら、現金は必要です。とくに東大門で買い物をする2人旅なら、私たちが用意した約6万円分の現金をひとつの目安にして、旅程に合わせて調整してみてください。









