【2024年8月】ニューヨーク市の物価はどれくらい?現地調査でわかったニューヨーク市(NYC)の物価リアル

ニューヨーク市(NYC)の物価は他の都市と比較して高いと言われることが多いですが、実際のところどれほどの金額がかかるのか気になる方も多いでしょう。 本記事では、2024年8月に実際にニューヨークのスーパーマーケットやレストランを訪れ、価格を調査しました。 この記事を通して、ニューヨークでの生活費の現実を掴んでいただければと思います。 ※2024年8月半ばに実際に行った際の為替レート 1ドル=145円で計算しています。

旅女子あや
ニューヨークの物価は予想外だったわ!
目次

地元スーパーマーケットでの調査結果

ペットボトルの飲み物

旅行中毎日持ち歩きたいペットボトル飲料の値段を調べてみました。

  • : $1.49(約216円)
  • レモン風味の水: $1.79(約260円)
  • コーラ: $2.69(約390円)
  • 自販機のコーラ: $2.50(約362円)
旅女子あや
日本よりもだいぶ高かった印象ね
毎日買う物だから地味に辛かったわ!

惣菜

外で食べたり部屋に持ち帰って食べたりする惣菜です。

  • チャーハン12oz: $10.00(約1,450円)
  • 野菜焼きそば12oz: $11.00(約1,590円)
  • ミートボールイタリアンパスタ14oz: $10.00(約1,450円)
  • ハムのサンドイッチ12oz: $8.49(約1,230円)

FamilyPackという表記のあるとおり一人分ではないです。
たとえば焼きそばは12ozなので約340グラムです。( 1オンス=約28.35グラム)
たとえばセブンイレブンのチャーハンが170グラムなので日本でいう2人前です。

セブンプレミアム公式
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パスタにいたっては14オンスだから400グラムあり3人前近いです。

日本と同じ一人前の量にわけて食べることができれば日本とそうかわらないかやや高いぐらいの印象です。

旅女子あや
半分の量でいいから半額で売ってほしい!

セブンイレブンの調査結果

惣菜

外で食べたり部屋に持ち帰って食べたりする惣菜です。

  • ピザ1切れ: $4.00(約600円)
  • サンドイッチ: $7.49(約1,086円)
  • サラダ: $7.49(約1,086円)

一転してコンビニの場合 日本と同じサイズで値段は倍ぐらいと高かったです。
セブンイレブンブランド価格なのでしょうか?
ピザはまずまずの値段だけど日本にもありそうなメニューはあまりに高い!

旅女子あや
さすがに高すぎて何も買わなかったわ!

路上販売やお手軽持ち帰り店

ホットドッグ露店

マンハッタンにはホットドッグの販売カーが本当に多いです。アメリカ人がホットドック好きというイメージはあったけどどうやら真実のようです。
値段も安く5~6ドルぐらいからだったと思います。 お手軽に節約ご飯にはもってこいでした。

旅女子あや
ピクルスが利いてておいしかったわ!
そして何より安いのが良い!

ピザ屋

ホットドックの次に多いのがピザ!
マンハッタンのいたるところにピザ屋がありコンビニからスーパーの中でもピザが売ってます。
アメリカ人はピザが大好きのようで その場で食べたり持ち帰ったりできます。
町中歩いててもピザのホールの箱持ってる人によくあいます。

ピザは一切れ4~5ドル程度と安く、ホールで25ドル程度。

多くのお店では注文するとピザをオーブンで温め直してくれてカリッと美味しいピザを渡してくれます。

ピザのサイズが日本のLサイズよりもさらに大きいので一切れでも結構お腹いっぱいになります。
自分はランチとかだと1切れだけ、晩ご飯で飲みながら食べる時でも2切れが限界でした。

旅女子あや
滞在中4,5回ピザを食べたけどどこも美味しかったわ

ファーストフードや軽食

マクドナルドの価格帯

物価調査の定番マクドナルドに行ってみました。
2024年8月時点の調査では、以下のような価格設定になっています。

  • ビッグマック(単品): $5.99 (約870円)
  • ビッグマック(セット):$10.39(約1500円)
  • チーズバーガー: $2.99(約435円)
  • フライドポテト: $4.59(約665円)
  • マックナゲット4ピース: $3.59(約520円)

最近は日本のマクドナルドも値上がりしてること考えるとハンバーガーはそこまででもないのですが ポテトフライやナゲットが日本よりかなり高かったです。 結果セット価格はなかなかの物です。

ちなみに自分はトリプルチーズバーガーのLLセットを頼んでみました。1000キロカロリー越えが恐ろしいけど日本にはないメニューなのでつい・・・

ホテルに持ち帰り食べたけど、ボリュームたっぷり、チーズたっぷりでおいしかったです。

旅女子あや
日本のビックマックが530円だから少し高いけど
少しだけで安心したわ

Veggie shack

日本では見かけないチェーン点ですがVeggie Shackも美味しかったので何回か利用しました。
マクドナルドよりやや高めのバーガー、ホットドッグ屋さんでいつも混雑してました。
ここはビールとワインがあるのもマックとの違い!

  • ShackBurger(単品): $7.99 (約1,160円)
  • ダブルチーズバーガー(単品): $13.79 (約2,000円)
  • Hot Dog(単品): $4.79 (約695円)
  • フライドポテト(単品): $4.49 (約650円)

3人で昼食を食べて41.76ドル(約6,000円)でした。言うほど高くない?

旅女子あや
ビールやワインもあるのでお酒好きにはうれしいね!

カフェでのコーヒーやランチの価格

ニューヨークのカフェでは、コーヒーや軽食の価格が日本と比べて高い傾向があります。スターバックスや地元のカフェでの価格は以下の通りです。

  • スターバックスのキャラメルマキアート(Grandeサイズ): $8.00(約1,160円)
  • スターバックスのコーヒー: $4.50(約650円)
  • スターバックスのベーコンエッグサンド: $9.95(約1,500円)
  • カフェラテ(small/large): $4.00/$5.00(600円/750円)
  • サンドイッチ: $4.00(約600円)

やや高いけどビックリするほどではなかったです。

レストラン

ウルフギャング

アメリカと言えばステーキ、ステーキと言えばウルフギャング(勝手な思い込み)ってことでウルフギャングにも行ってみました。VELTRAでもウルフギャングに行くツアーがあるぐらいだったのでこれは行くしかない!っと。

ニューヨーク市内にウルフギャングは5店舗以上あって幸い宿泊したホテルからも徒歩圏内にもあったので歩いて行きました。幸い予約なしで入れたけど店内は非常に混んでてあと10分遅かったら満席で入れなかったかも?
予約してから行くことをお薦めします。

店内はすごく混んでて騒がしかったです。ニューヨーカーの憩いの場、という感じで・・・

地元民に愛されるレストランという感じでした。

まずは本日のスープ$15.95(約2,300円)から。
お客さんと二人で行ったので スープシェアしたいと言ったら一人分ずつ分けてだしてくれました。
半分でも日本人からするとちょうど良いサイズ。
一人分だと半額の1150円ぐらいなので割とリーズナブル(笑)

そして続いては他のお客さんが食べてて美味しそ~って思ったロブスターカクテル $29.95(約4,300円)
これも二人でシェアなので一人前2,150円
プリプリのロブスターがとても美味しかったです。

そして最後はせっかく本場アメリカのウルフギャングに来たのだから・・・と
一番高いトマホークリブアイステーキ $165.95(約2.4万円)を注文

そうするとでっかいTボーン付きのステーキ肉が来てささっと切り分けてくれました。

ミディアムレアってお願いしたけど完全にレアでした。
外側の岩塩やスパイスが聞いててよくやけて美味しいのと中央部分のレアな部分とで違う食感と味でとても美味しかったです。

二人でわけたので1人前1.2万円だけど多すぎて食べきれず1/3ぐらい残してしまいました。
日本人なら3人でシェアしてちょうど良いぐらいかも?

アメリカの料理って一見高く見えるけど量が日本の2,3倍あることが多いので 日本の1人前に直すとそこまででもないことが多いです。 注文する際は2人以上でシェアすることをお薦めします。

この3品+飲み物でお腹いっぱいになりお会計しました。

チップは60ドル入れたかな?
とても賑やかで雰囲気が良いお店だったけど会話できないほどうるさくもなくとても居心地のいいレストランでした。
ウェイターさんの対応もすごく親切だったしNYCに来たらウルフギャングお薦めです!

旅女子あや
美味しいステーキをごちそうさま!

その他のお店

他にも何店舗か行ったけどビックリするほど高いお店はなかったです。シェアして適量を頼む分には日本よりやや高いぐらい。
ただ現地在住の日本人の人が言うにはアメリカサイズにだんだん慣れてくると日本のサイズでは物足りなくなるのだそう。 その人は細かったけれどもあの量を食べてどこでカロリー消費してるのか謎でした。

ハードロックカフェ

3人でドリンク一杯ずつとサラダとステーキで$113(約1.5万円)
サラダもステーキも大盛りすぎてぎりぎり食べ切れたレベルでした。

ババ・ガンプ・シュリンプ

2人でドリンク数杯と料理数品頼んで$97(約1.5万円)

ホテルについて

ニューヨーク市内のホテルは普通に高いです。
試しにExpediaで2ヵ月先の11月6日(平日)1泊で検索しましたが 2名1室で3万円以上ばかり・・・

マンハッタン島全体的に3万円を切る宿はほぼなく、安いところで3~4.5万円ぐらいが相場です
少し足を伸ばしてニュージャージー州側に渡ってもそれほど変わらず2.5万~4万ぐらいが相場です

またシングル料金がないために強制的に2名一室に泊まる他ありません。ホテル代に関しては諦めるしかないようです。

旅女子あや
宿泊税が高いせいもあるのでホテル代は諦めて払うしかないわ

タクシー(Uber)について

今回移動はUberを多用しましたが タクシー代は日本よりかなり高い印象です。道路の混雑やUber車の余り具合によっての変動相場制なので一概には言えませんが 概ね日本より高かったです。
特にマンハッタン島の中は渋滞が多く、近距離の移動でもかなり料金が高かったです。

逆に長距離に長距離になると近距離ほど割高には感じませんでしたが それでも日本よりは高いかなぁ?という印象です。

なおUberは本当に便利で配車頼むと1,2分ですぐ来てくれます。一番待ったときでもNYCでは5分かかりませんでした。いつもの感覚でホテルの部屋で配車頼んでエレベーターで降りて、、、としてる間に車が到着したけどすぐに自分が行かないからキャンセル、、、ってされたこともあるぐらいUber車は多いです。

やや高いけど時間効率重視ならUberが最強でした

  • タイムズスクエア周辺ホテルからJFK空港まで25km: 24分: $106.98(約1.6万円)
    ※スーツケース載せるため車体が大きいUberXLを頼んだので通常より高い
  • タイムズスクエア周辺ホテルからバッテリーパークまで10km: 32分 : $53.84 (約7,800円)
  • ホテルからフェリー乗り場まで1km: 5分: $13.91(約2,000円)
旅女子あや
地下鉄はかなり安いらしいけど使わなかったわ
時間重視!

お土産について

物価の高いニューヨークですがお土産も基本高かったです。

ちょっとしたマグネットが1,000円近くするし Tシャツやパーカーもかなり高かったです。
たとえばこちらはメトロポリタンミュージアムで購入したお土産各種・・・

最初のはMETパーカーで$69だからちょうど1万円ぐらい!

マグネットも5ドルとか6ドルだから750円~900円だしちょっとしたポーチが$25なので3600円!

ちなみに欧米の人は葛飾北斎の富岳36景が人気らしくグッズがたくさんありました。
てっきりメトロポリタンミュージアムに所蔵されてるのだと思いきやどうも違ったようで・・・
こういうの好きなお客さんへのお土産に二つ買いました。


チップについて

日本人にとってなじみがないチップのシステムについて。
今回現地在住の人に色々教わったのでまとめます。

ウェイターがつくレストランでのチップ

レシートに20%ならいくら~みたいな記載がされることが多いので普通にサービスされたら20%、微妙だったら15%ぐらいを追加するとのこと。 これはネット情報でもよくある普通の情報だけど 現地住んでる人も同じだったので安心しました。

ファーストフードやセルフ方式のカフェでのチップ

アメリカってレジで販売する際にもレジ画面にチップ何%って選ぶ画面があるお店も多くて・・・
スタバみたいなカフェもそうだし マクドナルドみたいなファーストフード、路上販売のジュース屋さんにもあったりする・・・

ウェイターさんが色々やってくれるのはチップ払うのはわかるけどただレジで接客してくれただけでチップ要求されるのは正直微妙だったので現地在住の人に聞いてみました。

そうすると 基本0%でOKだけど 例えばトッピングのピクルスを増量してもらったり 作るところを写真撮らしてもらったりなど 何か特別なお願いをした時は払うといい、って教えてくれました。

なるほどな~っとすごく納得。

生搾りオレンジジュースを露店で購入した際に動画を撮らしてもらったので早速チップ20%入れたらとても喜んでいました。

旅女子あや
この影響で帰国後もUberEatsとかにチップを払うようになったわ

タクシーでのチップ

現地の人いわくチップは基本20%ぐらい渡した方がいいとのこと。
ただ一部立て替えてもらった分を請求書回してもらって実際の支払履歴を見せてもらったけどもチップ10%しか払ってませんでした(笑)
なので20%はベターだけど実際は10%ぐらいでもいいのかなぁ?っと

そこからUberのチップは基本10%に。 重いスーツケース下ろしてもらった時とかは20%にしたけども。

チップを渡す=通常外のサービスに対する感謝の気持ち で妙に納得のいったニューヨーク出張でした。

ドルにお得に両替する方法

海外旅行や留学に行く場合、ある程度現金を持っていた方が安心です。

ニューヨークを始めとしたアメリカではチップ文化が残っておりホテルでスーツケースを運んでもらった際やオプショナルツアーに参加した際などに現金でのチップが必要です。

またニューヨーク滞在中、3店舗で機械故障のため現金支払いのみに遭遇しました。 またクレカ払いだと+5%というお土産屋さんも複数ありました。

そのためには、円を米ドルに両替しなければなりません。

ただし、現地の銀行で両替する事だけはやめましょう。

なぜなら現地銀行は両替レートが非常に悪いからです。

当サイトでは、お得に両替できる方法を徹底的に検証し紹介しています。

詳しくはこちらで解説しているので、興味がある方は是非ご覧ください。

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結論

ニューヨークの物価は、アメリカ国内でも特に高いとされますが、実際に生活してみるとその理由が分かります。
特にホテル代、タクシー代は他の都市に比べて高額な傾向がありますが、スーパーやレストランの選び方次第で食費はコストを抑えることも可能です。
食事の量が日本人の標準量の倍ぐらいあることがざらなので2人以上でシェアすること、一気に頼みすぎないことに注意をすれば 食費はそこまではかからずに済みそうです。

旅女子あや
楽しいニューヨークシティ(NYC)ライフを!

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旅女子あや
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この記事を書いた人

世界を巡る旅行が大好きなフリーランサー。新しい文化や歴史に触れることで、多彩な視点から旅の魅力を伝えます。旅の思い出や役立つ情報を、皆さんと共有したいと思っています。

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