今回は、実際にペルーを巡った際に気になった物価をまとめました。対象エリアは首都リマ、標高が高くて有名なクスコ、そして世界的に有名な観光地マチュピチュ村周辺です。ペルー通貨ソル(SOL)と日本円(1SOL ≈ 40円、1USD ≈ 150円で試算)を併記してありますので、旅の参考にどうぞ。
リマのコンビニ
観光の拠点となるリマは、コンビニもそれなりに充実していてちょっとした買い物に便利。首都だけあって商品数も多く、値段は観光客にも分かりやすい印象です。
初の南米で緊張しましたが周りの観光客も普通に使っていたので大丈夫でした。




商品名 | 価格(SOL) | 日本円換算 |
---|---|---|
ペットボトルジュース(500ml) | 2.1SOL | 約84円 |
ペットボトル水(500ml) | 1.9SOL | 約76円 |
スプライト(500ml) | 2.8SOL | 約112円 |
インカコーラ(500ml) | 5.2SOL | 約208円 |
ハンバーガー | 11.69SOL | 約468円 |

だいぶ時間かかって迷惑かけたけどイヤな顔しないで対応してくれてありがとう
リマのホテル
ホテル内やルームサービスでの飲み物は、コンビニで買うよりもかなり割高な印象です。外で買って持ち込む方がおすすめです。




商品名 | 価格(SOL) | 日本円換算 |
---|---|---|
ペットボトル水(1L) | 10SOL | 約400円 |
炭酸飲料 | 10SOL | 約400円 |
レッドブル | 12SOL | 約480円 |
ビール | 15SOL | 約600円 |



結果、三分の一以下で買えて大正解!
リマ空港のファーストフード
空港価格はどこも高めですが、リマの空港も例外ではありません。ちょっとした軽食にも意外とお金がかかるため、旅行終盤に残金が少ないときは要注意です。


商品名 | 価格(SOL) | 日本円換算 |
---|---|---|
炭火焼きチキンのサンドイッチ | 18.5SOL | 約740円 |
ハンバーガー | 23.5SOL | 約940円 |
フルーツジュース(いちご・パパイヤ・パイナップル・マンゴー) | 11.5SOL | 約460円 |





値段はちょっと高いけど美味しかった!
ピスコ(ナスカの地上絵)のレストラン
ナスカの地上絵を見た後にガイドさんに連れられていったレストラン。
食事のコースはツアー料金に含まれていたので飲み物だけ購入。








入場区分 | 価格(SOL) | 日本円換算 |
---|---|---|
シトリック・デトックス | 16SOL | 約640円 |
クスケーニャ・ルビア ビール | 15SOL | 約600円 |
クスコのレストラン
標高約3,400mに位置するクスコ。観光地価格ということもあり、リマより少し高めに感じる場合もありますが、料理の種類が豊富で食事に飽きない街です。
こちらのレストランの料理はツアーに含まれていたので注文した飲み物の価格のみです。






商品名 | 価格(SOL) | 日本円換算 |
---|---|---|
コカ茶 | 10SOL | 約400円 |
ムナ茶 | 10SOL | 約400円 |



いたって普通の薄い抹茶みたいなお茶だったわ
街中で見かけたピザ屋さん
街中歩いてて見かけたピザ屋さんの看板。 美味しそ~って思わずパシャリ。
翻訳ソフトかけてみると複数人で食べる大ピザ+飲み物セットだったみたい。


商品名 | 価格(SOL) | 日本円換算 |
---|---|---|
「Casa Grande」ピザ(大サイズ)+(1L炭酸飲料 or 310mlビール2本) | 77SOL | 約3,080円 |
マチュピチュ村
マチュピチュ遺跡の玄関口・マチュピチュ村(アグアスカリエンテス)。観光客向けのお店が大半なので、物価は全体的に高めです。
ちなみに市場内は現金のみでした。




商品名 | 価格(SOL) | 日本円換算 |
---|---|---|
パパイヤジュース | 8SOL | 約320円 |
マンゴージュース | 10SOL | 約400円 |
ビール入りスペシャルジュース | 18SOL | 約720円 |
市場のパッションフルーツ | 1SOL | 約40円 |





一見グロテスクだけど美味しくて旅行中何度も食べたわ!
マチュピチュ遺跡入り口「サンクチュアリロッジ」
マチュピチュの入口にある高級レストランでツアー料金に含まれていましたが・・・
ビュッフェやドリンク類はリマやクスコ以上の値段設定。もう一つの安そうなレストランは人がいっぱい集まる中、こちらのレストランはツアーの観光客ばかりでかなり空いてました。








商品名 | 価格(SOL) | 日本円換算 |
---|---|---|
ビュッフェ(大人1人) | 165SOL | 約6,600円 |
コカコーラzero | 18.75SOL | 約750円 |
クスケーニャビール | 26.25SOL | 約1,050円 |



料理も美味しかったけどお値段はちょっと高かったかな。。。
マチュピチュの駅売店
列車待ちやちょっとした休憩に便利な駅の売店。品数は少なめですが、ペルーらしい軽食や飲み物を楽しめます。
電車遅延の待ち時間に食事&ドリンク買いました。




商品名 | 価格(SOL) | 日本円換算 |
---|---|---|
アメリカンコーヒー | 10SOL | 約400円 |
クロワッサン | 15SOL | 約600円 |
カプレーゼ(トマト&モッツァレラ) | 18SOL | 約720円 |
マチュピチュでのマッサージ料金
マチュピチュ村のお店はご飯を食べるところ、お土産を買うところ、そしてマッサージ屋さん!ってぐらいマッサージ屋さんが多いです。 ホテル周辺に5、6軒はありました。
というのもマチュピチュは夜になるとお酒を飲むかマッサージぐらいしかやることがない!








ちなみにマッサージ終了後、マッサージ師さんが(チップ欲しそうに)廊下で立ってたけど現金の手持ちがなかったこともありチップなしで出てきました。
特に何か言われることもなかったです。
メニュー | 価格(USD) | 日本円換算 |
---|---|---|
指圧マッサージ | 30USD | 約4,500円 |
インカマッサージ | 40USD | 約6,000円 |



けどおかげで翌日のマチュピチュ散歩は絶好調だったわ!
マチュピチュ温泉(公営)
マチュピチュ村の初代村長は日本人で 日本の温泉街に似た雰囲気で、しかも公営の温泉がある!ってことで温泉にも来ました。
マチュピチュ村の坂をひたすら上ること10分ぐらい。 息も上がりつつ進むと水着のレンタルショップが複数見えてきます。 水着着用で入る混浴温泉なので水着がない方はここでレンタルしましょう。
一部販売もありました。
入場区分 | 価格(SOL) | 日本円換算 |
---|---|---|
水着のレンタル料 | 10SOL | 約800円 |
タオルのレンタル料 | 5SOL | 約400円 |
そして温泉は国籍によって料金が変わる方式でした。


入場区分 | 価格(SOL) | 日本円換算 |
---|---|---|
外国人 | 20SOL | 約800円 |
ペルー人 | 10SOL | 約400円 |
地元民 | 5SOL | 約200円 |
ここで料金を払ってからさらに坂道を5分ほど登ると温泉なのですが・・・
お湯が濁ってる、なんてレベルじゃないぐらい汚い!
後から調べてみると汚いってレビューが結構見つかりました。
ガイドさん曰く 夜中に水を入れ替えるけど その後はお湯が入ったままだそうで・・・
ご利用の方は自己責任でお願いします!
支払いは現金? クレジットカード?米ドル紙幣?
ペルーに4泊滞在していろいろ買い物をしましたが、ほぼすべてクレジットカードで支払いができました。
現金が必須だったのは、公営のマチュピチュ温泉の入場料(20SOL)と、マチュピチュ遺跡の入り口付近にあった絵葉書屋さん(絵葉書1枚2SOL)くらいでした。
またマチュピチュ村のお土産屋さんに開店直後に行ったときは、クレジットカードの決済端末が充電切れで動かず、やむを得ず現金払いをすることに。さらに、ナスカの地上絵を見るためのセスナ機の税金は「現金で支払うよう準備を」と事前説明があったものの、実際はツアー料金に含まれていて個別に支払う必要はありませんでした。
私は到着直後に200SOLを両替しましたが、実際に使った現金は100SOLにも届かないほど。とはいえ、万が一のトラブルがあったときには現金があると安心なので少額のSOLは持っておいた方がいいと思います。クレジットカードが広く使えるので、大きな現金はあまり必要ありませんでした。
余った現金は終盤のお土産を買う際に使い、余りはチップとしてガイドさんに渡しました。(それとは別に20米ドルも渡しました)
なお、マチュピチュのお土産屋さんなど観光地では米ドル紙幣も問題なく使えて、為替レートも悪くないです。1ドル未満のおつりが出ない分少し損することはありますが、下手に両替所を利用するよりもドル払いの方が得になる場合が多いと感じました。値切り交渉の際通常で20~30%引いてくれるところ、「クレジットカードではなく米ドルで払う」と伝えると、さらに10%ほど安くしてくれることもあり、実際に何度かドル払いを活用しました。



クレジットカードのブランドについて
VISAと大きく書かれた決済端末がこっちでは主流のようで VisaとMasterは全店舗で使えました。
しかしAMEXは使える店舗がかなり少なかったです。 体験で全体の2割程度。
また使える店舗でもAMEXというと 奥から別の決済端末を取り出してくれて AMEXはこっちじゃないと決済できないんだ、みたいなことを言われました。 自分の海外用カードの一つがAMEXだったので撃沈しました。
ちなみにJCBはペルー国内で表記を一度も見た覚えがありません。
ペルー行く際はVisaかMasterのクレジットカードを持っていきましょう!





チップについて
実際にペルーで自分が払ったチップは以下の通りです。
レストランではツアーに含まれてないところに自分たちでも行きましたが 伝票にチップ欄が見当たらなかったのでサービス料含まれてるかな?っと特にチップを足すことはしませんでした。
入場区分 | 渡した額 | 日本円換算 |
---|---|---|
ホテルの枕銭(連泊の場合のみ) | 一人1米ドル | 約150円 |
ホテルのポーターさんに 荷物を運んでもらった場合 | 5米ドル or 10米ドル (荷物1つに付き1ドル、 エレベーターなし階段のところは1つにつき2ドル計算) | 約750円 or 約1,500円 |
ツアーガイドさん | 20米ドル +10SOLぐらい(余った現地通貨) | 約3,000円 |
ツアーガイドさんは別れ際に渡したら え?もらえるんですか?ってえらく恐縮されました。
日本人だとチップ渡す人が少ないのかなぁ?



まとめ
ペルーはやはり観光地として人気が高いぶん、主要エリアの飲食やサービスは全体的に割高な印象でした。一方、ローカルな市場やコンビニを利用すれば、比較的リーズナブルに過ごすこともできます。
特にマチュピチュ村や遺跡周辺は“観光地価格”になるので、こまめに水や軽食を用意しておくのがおすすめです。為替レートやシーズンによって変動があるため、最新情報をチェックして予算を立てましょう。
※本記事の価格はすべて調査当時(1SOL=約40円、1USD=約150円)を目安に試算しています。実際の価格やレートは変動する可能性がありますので、現地での最終確認をお忘れなく。