「JCB CARD W」は、年会費無料のクレジットカードです。
ポイントが通常の2倍(1.0%)還元で、更に海外ATMの使用手数料も無料と、海外でも強みを発揮できるクレジットカードです。
今回はそんなJCB CARD Wの、海外利用におけるメリット・デメリットを紹介していきます!
JCB CARD Wはこんなカード
「JCB CARD W」と「JCB一般カード」を比較!
JCB CARD Wを海外で使っている人たちの口コミは?
このページでは、主に海外利用(ショッピング・海外キャッシング・海外旅行付帯保険)の観点から、JCB CARD Wのメリット・デメリットを調査しています。
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「結局のところ何が一番お得なの?」という方はこちらをどうぞ。
この記事は、2019年9月頃の情報をもとに作成されています。
そのため、記事に関する情報が古くなっています。
最新情報は必ず公式ページよりご確認をお願いします。
※現在、サイトの情報を更新中です。ご迷惑をおかけ致しますがよろしくお願いいたします。
JCB CARD Wは海外旅行・留学で使える?

引用:JCBカードw公式ページ
JCB CARD Wの簡単スペック表
年会費 | 無料 |
---|---|
国際ブランド | JCB |
海外旅行保険 | 利用不帯 |
還元率 | 基本1.0% |
【JCB CARD Wの海外利用】おすすめポイントまとめ!
- 年会費がずっと無料!
- 海外旅行保険利用付帯で裏技利用可能!
- 常にポイント2倍!(還元率1.0%相当)

さらに詳しく見ていくよ!
JCB CARD Wの特徴まとめ
★JCB CARD Wは弱点のほとんどない安定感MAXのカード
JCB CARD Wの一番の魅力はデメリットが極端に少ないという点です。
海外旅行保険も基準の医療保険(傷害・疾病治療補償)100万円が付帯となっていますし、海外で頼れる海外キャッシングの手数料も無料です。
もちろん、年会費は無料です。
★常時ポイント還元率2倍は大きな魅力
JCB CARD Wの一番の魅力は、JCBプロパーカードとしては珍しく、常にポイント還元率が2倍(1.0%還元)になることでしょう。
高ポイント還元のカードにありがちな「強制リボ払い」などのデメリットもないので、安心して使えます。
★注意すべきデメリットは2点。
一方で、デメリットとしては以下の2点を挙げることができます。
1.発行年齢制限がある
2.JCBブランド(海外でメインカードとして使うのはおすすめできず。)
★発行年齢制限がある
JCB CARD Wは常時ポイント還元2倍になるため、その分制限があります。
(制限なくJCB CARD Wを発行出来たら皆さんこれを選びますからね。)
制限の内容は、「39歳以下でないとこのカードを新規発行できない」ということです。
★JCBブランド(海外でメインカードとして使うのはおすすめできず。)
また、より細かいことに目を向けるのであれば、JCBブランド自体が弱点になり得ます。
日本国内ではJCBで問題ないのですが、韓国やハワイを除く海外では、JCB非対応店もあるため注意が必要です。
そのため、JCB CARD Wはそれ単体で使用するのではなく、あくまでサブカードとして保有するのをおすすめします。
★裏技用カードとしては、安定した魅力を持つおすすめの一枚
上述のように、JCB CARD Wは若干の弱点こそありますが、全体としては非常に安定して良好なスペックを持つカードと言えます。
海外留学や滞在中に利用付帯保険に切り替えるための裏技カードを求めている方には、JCBプロパーならではの信頼感含め、魅力的な一枚と言えるでしょう。



1.0%還元は確かに大きいね!



高還元で知られている楽天カードと同等の還元率を持つカードだよ。
ただ一方で、JCBブランドであることから、一部使えない地域が出てきてしまうのが弱点と言えます。
まずは、こういったJCB CARD Wのメリット・デメリットを見ていきましょう!
JCB CARD Wのメリット・特典
まずはJCB CARD Wのメリットや特典を見ていきましょう。
- 年会費無料で使える
- 海外旅行保険が利用付帯で付いてくる!
- ポイント還元率が驚異の1.0%!
- 海外ATMでキャッシングが便利&海外ATM使用手数料が無料!
- 旅行中のセキュリティ対策もバッチリ!
- 国内利用での特典
一つずつ見ていきましょう!
年会費無料で使える
クレジットカードによっては、年会費がかかるものがあります。
JCB CARD Wは年会費が一切不要なため、2枚目のカードなどとしても安心して発行することができます。
特にJCBブランドは、VISAやMasterCardの次に持つカードとして発行されやすいため、年会費無料は大切なメリットです。
海外旅行保険が利用付帯で付いてくる!
JCB CARD Wが海外利用でも強みを発揮する理由はいくつかありますが、その1つが「海外旅行保険が利用付帯で付いてくる」ということです。
海外に行くための飛行機代金などをJCB CARD Wで支払いをすれば、海外旅行保険が付帯となります。
補償内容は以下になります。
補償内容 | 補償額 |
適用条件 | 利用付帯 |
傷害死亡・後遺障害 | 2,000万円 |
傷害治療費用 | 100万円(1事故の限度額) |
疾病治療費用 | 100万円(1事故の限度額) |
救護者費用 | 100万円 |
賠償責任 | 2,000万円(1事故の限度額) |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円(1旅行中の限度額) |
【保険対象】
JCB CARD W所有者本人が補償対象となります。
※家族は補償対象となりませんが、家族カードを発行(無料)すれば同じ保険が付帯となります。
【補償期間】
1旅行につき、最長3ヵ月の補償となります。
JCB CARD Wの付帯保険は、補償内容としては、若干物足りないものの、年会費無料のカードとして考えると、充実していると言えるでしょう。



旅行保険の補償内容は何が大切なの?



特に「傷害治療費用」と「疾病治療費用」の二つが大切だよ。
この二つの補償額は正直ちょっと少ないけど、他のクレジットカードの補償と※組み合わせれば良い感じになるよ。
※クレジット付帯保険は傷害死亡・後遺障害以外は、合算の補償となります。



そしたら、JCB CARD W+他の一枚で良い感じになるんだね。
他の海外旅行保険付帯クレジットカードは、どんなのがあるの?



他の旅行保険付帯クレジットカードは【別ページ】でまとめてるよ。
ポイント還元率が驚異の1.0%!
JCB CARD Wは、正式な読み方を「ジェイシービーカード”ダブル”」と言います。
このダブルが何を指しているかというと、他ならぬ還元ポイントのことです。
JCBの一般カードは、1,000円利用で1Oki Dokiポイントの還元となりますが、JCB CARD Wはその名の通り、2倍の1,000円利用で2ポイント還元になります。
交換先にもよりますが、1OkiDokiポイントは約5円なので、1,000円利用で10円の還元(1.0%還元)と言えますね。



普通に使っているだけでも、十分お得なカードってことだね!
海外ATMでキャッシングが便利&海外ATM使用手数料が無料!
JCB CARD Wはキャッシング枠さえついていれば、※海外ATMから現地通貨を引き出すことができます。
※通貨引出しに対応しているのは、JCBマークかCirrusマークのあるATMに限ります。
これこそが「クレジットカードがあれば、外貨両替はしていく必要がない」と言われる理由です。
JCB CARD Wを使って、海外キャッシングをする際にかかる手数料は以下になります。
海外ATMからキャッシングをした際にかかる手数料
海外キャッシングでかかる手数料合計=※利息+海外ATM使用手数料
※利息=【JCBレート適用】キャッシング金額×18%(年利)×借入日数÷365
海外キャッシングの手数料や計算方法については、【こちらのページ】で分かりやすく記載しています。
JCB CARD Wキャッシング手数料の計算例
JCBレート:1ドル=100円と仮定
キャッシング期間は30日と仮定する
借入金額を500ドル(5万円相当)とする
海外ATM使用手数料はJCB CARD Wは無料
利息を計算すると、以下のようになります。
50,000×18%×30÷365=739円
通常のクレジットカードは、海外ATM使用手数料が100~200円かかりますが、JCB CARD Wの場合は、発生しません。
そのため、合計の手数料は「739円」となります。



ちょっと複雑だね!
他のクレジットカードと比べるとどうなの?



クレジットカードが変わっても、利率(1年で18%)は変わらないから、ほとんど大差ないよ。
だけど、JCB CARD Wは、海外ATM使用手数料の100~200円が無料になるから、その分は安くなるね。



なるほど~!
他のクレジットカードは、どれも海外ATM使用手数料がかかるものなの?



ほとんどのカードはかかるよ。
【別ページ】で、海外キャッシングがもっとお得にできるカードを紹介しています。
「両替総コストを100円以内」にしたい方は、是非参考にしてみてください。
旅行中のセキュリティ対策もバッチリ!
JCB CARD Wはセキュリティ対策もしっかりしています。
・ICチップ搭載
・紛失・盗難時の全額補償
・不正使用検知システム
【ICチップ搭載】
スキミング被害防止に役立ちます。
【紛失・盗難時の全額補償】
紛失や盗難によって不正利用された場合に返金補償があります。
届け出た日から60日以内の不正利用であれば、全額補償の対象になります。
※もちろん、故意や持ち主の過失(名前の書き忘れなど)による損失は補償の対象外になるのでご注意を。
【不正使用検知システム】
カードショッピングなどでおかしな点がないか、会社によるチェックがされています。
利用動向がおかしい場合などは、会社によって一時停止状態にすることがあります。
※本人利用確認が取れればすぐに解除できます。



これだけセキュリティ対策がされていると、安心して使えるね!



そうだね。特に、紛失・盗難補償があるから、スリ被害に遭いやすい海外でも安心して使えるね。
国内利用での特典
ここまでは主に海外利用におけるメリットを紹介しましたが、JCB CARD Wには国内利用の特典もあります。
- セブンイレブンの決済利用でポイント3倍!(還元率は2.0%に)
- Oki Dokiランド経由でネットショッピングをすれば、更にお得に!(Amazonなどは1.5%還元に)



セブンイレブンのポイント3倍は特に魅力的だね!
JCB CARD Wのデメリット・注意点
JCB CARD Wのデメリットや注意点を見ていきましょう。
・40歳以上は申込み不可
・JCBブランドは海外では使えないケースも
・海外キャッシングの繰り上げ返済はできるけど注意が必要
一つずつ見ていきましょう!
40歳以上は申込み不可
JCB CARD Wは、39歳までしか申し込むことができません。
ただ、39歳までに発行した場合は、その後も使い続けることができます。
JCBブランドは海外では使えないケースも
日本ではそんなことはないのですが、JCBブランドは世界的に見ると、それほど一般的な国際ブランドではありません。
世界的にはVISAやMasterCardが特に普及しているカードブランドです。
日本人がよく行く国(韓国・台湾・ハワイなど)はJCB対応店も多いですが、アメリカや欧米圏などでは対応していない店も普通にあります。
海外旅行によく行く場合は、VISAかMasterCardブランドのクレジットカードを一枚は持っておきたいところです。



JCB一枚で海外旅行に行くのは、なるべく避けた方が無難なんだね。



JCB一枚で海外旅行に行くのは、なるべく避けた方が無難なんだね。
海外キャッシングの繰り上げ返済はできるけど注意が必要
海外キャッシングしたお金は、あくまで借金なので、放っておくと利子が増えていきます。
ただ、JCB CARD Wでキャッシングしたお金は、繰り上げ返済(早く借金を清算すること)することができます。
JCB CARD Wの繰り上げ返済には、以下の1つの方法があります。
電話確認⇒銀行振込
電話確認してから、銀行振込という形式になるため、海外から繰り上げ返済する場合は、国際電話代金がかなりかかってしまいます。
1~2週間程度のキャッシング期間であれば、日本に帰国してから繰り上げ返済すれば十分でしょう。
この場合は、キャッシングする金額にもよりますが、利子は1,000円足らずで済むことが多いです。
ただ、留学などで海外に長期間滞在する場合は、「セディナJiyu!da!」などのように、ネットで繰り上げ返済できるカードが望ましいです。
【別ページ】で、海外キャッシングがもっとお得にできるカードを紹介しています。
「両替総コストを100円以内」にしたい方は、是非参考にしてみてください。
海外利用におけるJCB CARD Wの口コミ・評判
海外利用という観点から、JCB CARD Wの口コミや評判を見ていきましょう。
以下、ツイッターよりピックアップしています。



事前に説明しておくと、JCB CARD Wはやっぱり「JCBブランド」ってことが影響してか、海外利用の口コミはそれほど多くなかったよ。
以下、ツイッターでの口コミ・評判
https://twitter.com/nacchanTw/status/1102477271925837824まぁステータスという部分もありますし、あとは旅行の際にラウンジ利用や荷物配送、保険付帯とかで便利というのもあったりします。
おすすめしやすいカードとしては、JCB CARD Wやデビュープラスあたりですね。
— どら (@d0ra1998) April 26, 2019
海外サイトのものをカードで決済しようとしてJCBの番号入れたら Your card is not supported. って言われたw
まじかー!
AMEXにするか…。— のっぴ (@noppi_jp) November 13, 2017



やっぱり機能自体は良くても、JCBブランドは海外旅行先や海外サイトでは対応していないってこともあるんだね。



そうだね。海外利用を念頭に置いて契約したいなら、やっぱり「VISA」か「MasterCard」が強いことは確かだね。



そうすると、JCB CARD Wはどちらかというと、より国内で使うのにお得なクレジットカードって感じかな?



そういうことだね!
JCB CARD Wの作り方
JCB CARD Wはクレジットカードなので、発行審査があります。
申込みの条件は以下になります。
・18歳以上39歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。
・または、高校生を除く18歳以上39歳以下で学生の方。
このように、18歳以上であっても、基本的には継続収入がないと審査は通らないということですね。
もしくは学生さんや主婦の方であれば、配偶者や保護者情報を申込時に入力することで、それを基に審査が行われます。
ただ、JCB CARD Wは同じJCBカードの中では、若年層対象のカードなので、審査難易度はそれほど高いわけではないでしょう。
WEBから申込みを行う場合は、以下のリンク先から手順通りに進めば発行できます。
まとめ:JCB CARD Wは国内メインor海外用2枚目として優秀なカード!
JCB CARD Wは年会費永年無料のクレジットカードです。
JCBブランドという点から海外利用は若干不安ですが、VISAやMasterCardのサブカードとして用意するのはありでしょう。
ポイント還元率は1.0%と良かったり、海外旅行保険などは付帯しているため、基本は国内利用で、海外旅行時はサブカードとして使えば、海外旅行付帯保険も使えたりと、優秀なクレジットカードとして使えるでしょう。
現在、海外旅行のサブカードを探していたり、国内メインで使えるカードを探している場合は、是非ご検討ください。