海外旅行をする際に悩むことの1つが外貨両替の方法。
国内の外貨両替はレートがとても悪いし、現地での外貨両替は両替所を探したり、だまされないようにするなどの対策が大変になります。
そこでおすすめなのが、海外ATMから現地のお金を引き出せる海外プリペイドカード(トラベルプリペイドカード)の使用です。
今回はそんな海外プリペイドカードの1つであるネオマネーカードの特徴などを詳しく紹介していきます!
- ネオマネーはこんなカード
- ネオマネーの作り方や使い方
- ネオマネーっておすすめのカードなの?
6つある海外プリペイドカードを徹底比較しました。
比較で分かった一番おすすめの海外プリペイドカードはこれだ!
海外プリペイドカードだけでなく、他の外貨両替方法も含めて徹底比較しました。
「結局のところ何が一番お得なの?」という方はこちらをどうぞ。
ネオマネーカード(NEOMONEY)の特徴
▲【VISA】ネオマネーと【銀聯】ネオマネー
ネオマネーカードは海外トラベルプリペイドカードの一つです。
発行しているのは、クレジットカードの会社として有名なクレディセゾン。
海外プリペイドカードということで、海外のATMでお金を引き出したり、お店でのショッピング支払いに使うことができるという便利な特徴を持っています。
早速分からないんだけど、なんで2種類のカード画像があるの?
良い質問だね!実はネオマネーは2つの国際ブランドから好きな方を選ぶことができるんだ!
他の海外プリペイドカードとの一番の違いは、2つの国際ブランドからカードを選べるという点にあります。
VISAブランドであれば、世界最大のシェアを持つカードになりますし、日本国内でも使用できます。
日本国内でカードを使えることで、チャージしたお金が余っても、精算処理などを必要とせず使い切ることができます。
もう一つの銀聯(ぎんれん)ブランドであれば、日本国内では使用できませんが、その代わり中国や香港で使用できるエリアがより広がります。
2つの国際ブランドについての解説はまた【後述】していくね!
それでは、ネオマネーカードのメリットやデメリットなどについて見ていきましょう!
ネオマネーのメリット・特典
ネオマネーのメリット・特典は以下になります。
一つずつ見ていきましょう!
海外ATMで現地通貨が下ろせるから楽!
海外プリペイドカードの本質ですね。
海外プリペイドカードに事前にお金をチャージしておけば、海外旅行や留学先で現地の通貨を引き出すことができます。
不慣れな旅先で両替所を探したり、国内にある高い手数料の外貨両替所を使う必要がなくなりますね。
中国や香港に強い「銀聯(ぎんれん)」ブランドを発行することができる!
ネオマネーカードは「VISA」と「銀聯」のどちらかの国際ブランドを選ぶことができます。
さっきから気になってたんだけど、そもそも「国際ブランド」って何なの?
国際ブランドとは、世界中でクレジットカードの利用ができる決済システムを提供している会社のことだよ。
早い話が、VISAカードを持っていても、銀聯しか対応していないレジだと支払いに使えない。ということだよ。
それぞれ簡単な特徴を記載すると以下のようになります。
- VISA:世界最大の国際ブランド。世界200カ国以上で使用可能
- 銀聯:中国中心の国際ブランド。世界124カ国で使用可能
こうしてみると、VISAの方が圧倒的にお得に見えるかと思います。
ただ、中国や香港へ行くためにネオマネーを発行したいという場合は、銀聯を選ぶのもありでしょう。
ちなみに、銀聯ブランドを使用できる海外プリペイドカードはネオマネーただ一つです!
銀聯は中国や香港では、ごく当たり前に日々の決済に使われているカードブランドだから加盟店も多いのです。
※ただ、一部中国などの加盟店では、銀聯取扱いがあっても、銀聯ネオマネーが支払いに使えないことがあるという声も届いています。
銀聯ネオマネーカードの場合は日本国内では使えないので、国内でも使いたいという場合は注意が必要です。
中華圏以外の地域への旅行や、悩む場合は無難にVISAブランドで良いかと思われます。
VISA(銀聯)加盟店での支払いに使える
ネオマネーは海外でショッピングの支払いにも使えます。
VISAカードであれば、VISA加盟店。銀聯カードであれば、銀聯加盟店で使用可能です。
手持ちの現金が足りない時なども、手軽に支払に使うことができます。
ちなみに海外で決済できるお店は主に、スーパーやアパレル用品店、飲食店なんかが多いよ。
13歳以上であれば審査なしで作れる!
ネオマネーカードはプリペイドカードなので、クレジットカードのような発行審査がありません。
13歳以上という条件を満たしていれば、誰でも発行できます。
VISAネオマネーカードであれば国内利用可能
ネオマネーカードの一番大きな特徴と言えます。
ネオマネーは他の海外プリペイドカードと違って、VISAブランドであれば国内利用ができるカードを発行することもできます。(希望があれば海外利用限定のVISAネオマネーも発行できます。)
イメージとしては通常のデビットカードのように使うことができます。
※銀聯カードは海外利用限定なので、注意が必要です。
VISAネオマネーカードであればネットショッピングに使える
VISAネオマネーはオンラインショッピングでの支払いに使うことができます。
他の海外プリペイドカードは使えないものもあるため、この点は嬉しいですね。
ネットショッピングって言うほど必要かな?
海外旅行中でもホテルや劇などのネット予約、留学中であれば、現地のアマゾン(通販)などを使う機会もあるでしょう。
そんな時でも問題なくカード支払いをすることができます。
ネットショッピングができるって言うのは、実はかなり重要なことなんだ。
チャージがATMで楽にできる!
海外プリペイドカードの多くは振込でのチャージしか対応していません。
一方、ネオマネーは国内ATMにカードを入れて、そのままチャージすることができるので、他のカードと比べて旅行・留学前のチャージが楽にできます。
イメージ的にはキャッシュカードに入金するような感じ?
正にその通り!
カード会員限定特典あり
ネオマネー会員限定で、「ホテル予約(アップルワールド)」と「手荷物宅配サービス(JALエービーシー)」の割引があります。
- ホテル予約:海外ホテル予約サービスが5%OFFで利用可能
- 手荷物宅配サービス:自宅⇔空港の手荷物宅配料金が、100~300円OFFで利用可能
とても魅力的と言うほどではありませんが、海外ホテル予約などが割引になるのは嬉しいのではないでしょうか。
詳しくは「こちら」から確認できます。
カードの種類が豊富
ネオマネーはカードの種類が豊富なことも特徴の一つと言えます。
全3種類のカードが選べます。
- VISAカード(国内・海外どちらも利用可能)
→通常デザインと、サッカー日本代表デザインあり - VISAカード(海外のみ利用可能)
- 銀聯カード(海外のみ利用可能)
このように、お好きな3つのカードから1つを選ぶことができます。
セゾンカウンターにて即日発行ができる
海外専用VISAネオマネーのみですが、特定のセゾンカウンターに行けば、その日の内に発行することができます。
日本を出るまで時間がない方にはおすすめのサービスです。
即日発行には【マイナンバー確認ができるものと身分証明書の2点】が必要になるので、即日発行する際は忘れないようにしましょう。
ネオマネーの即日発行について詳しくは「こちら」から確認できます。
ネオマネーのデメリット
続いてネオマネーのデメリットを見ていきましょう。
一つずつ見ていきましょう!
ICチップがついていないからカード犯罪に弱い
ICチップがついていないと、スキミングなどのカード犯罪に遭いやすいです。
一応カード偽造による不正利用に関しては、補償の対象になりますが、そういった被害に遭った場合の対応がめんどくさいため、ICチップが付いていないのはやはり好ましいこととは言えません。
また、ICチップが付いていないと、一部のお店などで支払いが出来ないこともあります。
海外旅行傷害保険はついていない
ネオマネーは一部クレジットカードのように、海外旅行傷害保険はついていません。
そもそも海外旅行傷害保険って何のこと?
海外にいる時の事故治療費なんかの総合保険だよ。
海外の医療費はとても高くなるケースがあるから、基本的にはこの海外旅行傷害保険に入るのが一般的なんだ。
あくまで一例だけど、アメリカでは骨折の手術をしただけで2,000万円の治療費がかかった例もあるみたいだよ。
年の瀬だから言っておこう!
今年テキサスで骨折して現地の病院で入院&手術をして、医療費の請求が2000万円だったよ!20万じゃないよ、200万じゃないよ、2000万円だよ。破産寸前だよ。みんな、アメリカでは絶対に無茶なことしちゃダメだよ…。— ケンモチヒデフミ@水曜日 (@h_kenmochi) 2016年12月31日
これは怖すぎる!!
ネオマネーカードを持っていく場合は、別で海外旅行保険には加入しておくようにしましょう。
チャージしてある金額以上は使えない
ネオマネーはあくまでプリペイドカードです。
プリペイドカードはスイカやパスモのように、チャージができていない状態では使うことができません。
ネオマネーも海外でまとまったお金が必要になった場合であっても、チャージされていなければお金を引き出すことは出来ません。
使いすぎを防ぐという点ではメリットとも捉えられますが、万が一の際にお金を引き出すことができないという意味ではデメリットになります。
紛失・盗難による不正利用補償がない
ネオマネーの最も大きなデメリットです。
ネオマネーは紛失・盗難によってカードを不正利用された場合、補償がありません。
つまり使われてしまったお金は戻ってこず、返金対応も一切ないということですね。
スリの被害に気付かなかった場合とかも補償は出ないの?
残念なことに、その場合も自己責任になるよ。
だけど、紛失・盗難に気付いてカード会社に連絡をすれば、連絡した時点での残高は補償されるよ。
また、スキミング(カード情報読取り)などからカードの偽造をされてしまい、その偽造カードでショッピング支払などが行われた場合に関しては返金対応ありです。
ネオマネーとマルチカレンシーキャッシュパスポートとの比較
ネオマネーと同様のサービスを運営している、マルチカレンシーキャッシュパスポートとの比較を見ていきましょう!
カード名 | マルチカレンシー キャッシュパスポート |
ネオマネー |
デザイン | ![]() |
![]() |
国際ブランド | MasterCard (マスターカード) |
VISA・ 銀聯 |
海外ATM 利用手数料 |
4%+200円 ※8通貨に限って、0%+200円 |
4%+200円 |
海外ショッピング 利用手数料 |
4% ※8通貨に限って、0% |
4% |
チャージ 手数料 |
1% | 無料 |
セキュリティ | ICチップ搭載 モニタリング(使用状況確認) 不正利用補償あり |
利用確認メール 偽装カードは不正利用補償あり 紛失・盗難は不正利用補償なし ※連絡時点の残高は補償 |
サービス・特典 |
スペアカード1枚無料 200円ごとにTポイント 1ポイントが貯まる |
会員限定クーポンあり VISAは国内利用可能 |
サポート体制 | 24時間365日日本語対応コールセンター 電話越しの簡易通訳サービス 提携店での現金手配サービス |
紛失・盗難連絡は 24時間365日対応 |
入会金 | 無料 | 無料 |
年会費 | 無料 ※1年以上不使用の場合、毎月150円 |
無料 |
出勤手数料(清算) | 500円 | 500円 |
公式HP | キャッシュパスポートHP | ネオマネーHP |
※マルチカレンシーキャッシュパスポートの8通貨とは、「米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、シンガポールドル、香港ドル」のことです。
うーん、あんまり違いが分からないなー
大切なところを比較・解説していくね。
特に大切なポイントは以下の3点になります。
- 海外ATM利用手数料
- セキュリティ
- サポート体制
海外ATM利用手数料は、引き分けと言ったところでしょう。
通常であれば、キャッシュパスポートはチャージ手数料1%が入金時に発生するから、ネオマネーの方が安いです。
ただ、8通貨に関しては、事実上手数料1%+200円まで下がるため、その場合はキャッシュパスポートの方がお得と言えるでしょう。
続いてセキュリティ面ですが、この点はキャッシュパスポートの圧勝です。
「不正利用補償」が備わっているため、盗難紛失によってカードを利用されても、お金が返ってきます。
一方ネオマネーはICチップが付いていなかったり、盗難・紛失の場合は返金はありません。
最後にサポート体制ですが、この点もキャッシュパスポートの圧勝でしょう。
旅行先でカードを盗まれてしまっても、スペアカードを使えるという大きな安心感があります。
一方のネオマネーは、それほど特筆すべきサポート体制にはなっていません。
以上の点から、ネオマネーよりもキャッシュパスポートの方が優秀な海外プリペイドカードと考えられます。
ただ、ネオマネーは海外プリペイドでは珍しく、国内利用できるカード(VISAネオマネー)なので、国内でも使うことを想定されている場合はネオマネーカードがおすすめと言えるでしょう。
ネオマネーの作り方~使い方
ここからは実際にネオマネーの発行~使い方までを紹介していきます。
ネオマネーの発行~使い方は大きく分けると、以下の4手順になります。
- カードの発行
- 本人確認書類+マイナンバー確認書類の画像データ提出
- カードに日本円をチャージする(ATMや振込など)
- 現地で使う
このように、大して難しいことはありません。
より細かく一つずつ見ていきましょう。
1.カードの発行
カードは申込みページから作ります。
まずはリンク先の「お申込みはこちら」をクリックし、後は流れに沿って進めて行けば発行申請は完了です!
2.本人確認書類とマイナンバー確認資料の画像データ提出
申込みの際に、「①本人確認書類」と「②マイナンバー確認資料」の画像データを挙げられなかった場合、メールに届くURLから画像データのアップロードを行いましょう。
まず、①本人確認書類は以下のいずれかになります。
- 運転免許証
- 健康保険証
- パスポート
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 住民基本台帳カード(写真付)
- 個人番号カード
- 障害者手帳
これに加えて、②マイナンバー確認資料は以下のいずれかになります。
- 個人番号通知カード
- 個人番号カード
- 個人番号入り住民票
カード申込みには、①の資料1点と②の資料が1点必ず必要になるよ。
3.カードに日本円をチャージする(ATMや振込など)
ネオマネーカードが手元に届いたら、カードにお金をチャージしましょう。
チャージ方法は、ATMでカードを入れて入金を行うか、振込による入金のどちらかです。
ATMでのチャージの方が楽そうだね。
そうだね。他の海外プリペイドカードは基本振込チャージしかできないけど、ネオマネーはその点とても楽なんだ。
★本人以外(家族)からの入金について(振込入金委任状について)
ネオマネーは事前に「振込入金委任状」を提出しておくことで、カードの持ち主以外からもお金を入金することができます。
想定されるシーンが、長期留学に行く子供に親御さんがネオマネーを持たせるなどです。
現地での生活費や交遊費などを、ネオマネーを通して渡すと言ったイメージですね。
クレジットを渡すことによる使われすぎが心配な場合などは、とても有益なサービスと言えるでしょう。
ネオマネーのようなプリペイドカードであれば、利用ごとにメールが来るため、スーパーで何を購入したか、ATMでいくら下ろしているのかなどの生活感も分かります。
それに加えて、いざとなったら、緊急でまとまったお金を送金することもできます。
イメージ的には国をまたいで、お小遣いや生活費を渡すみたいな感じ?
そんな感じだね。ただ、事前に振込入金委任状を提出する必要があるから注意してね。
ネオマネーの振込入金委任状は「こちら」からダウンロードできます。
4.現地で使う
チャージが済んだカードを持って、海外へ到着したら、後は使うだけです。
主な使用方法は「現地ATMからお金を引出す」か「コンビニなどでのショッピング支払い」のどちらかになります。
現地ATMの使用方法に関しては「こちら」を参照してください。
ショッピング支払での使用方法は、会計の際に、店員にカードを渡して「クレジット」と一言添えればそれで完了です。
とても簡単ですね!
ネオマネーの口コミ・評判
最後にネオマネーの口コミや評判を見ていきましょう。
以下、ヤフー知恵袋やツイッターよりピックアップしています。
ヤフー知恵袋での口コミ・評判
海外でネオマネーを使う際に、現金とネオマネーを併せて支払いを行うことはできますか?
引用:Yahoo!知恵袋
タイ(バンコク)でも問題なく使えるでしょうか?また、現地で外貨両替などをするのとどちらがリスクがありますか?
引用:Yahoo!知恵袋
上海ではどこの支払いでも銀聯は使えますか?
引用:Yahoo!知恵袋
以下、ツイッターでの口コミ・評判
ここ何年もネオマネーしか使っていないのでいつから空港で両替出来るようになったのかは分からないのですが、空港で両替出来るのは便利ですね😊ATMによってレート違うのは初めて知りました!!!今までそこまでレート悪いATMに当たったこと無かったので気付かなかったのかもしれません😅
— nao✴︎チェコアンバサダー2018 (@noa_ano_nao) 2018年7月18日
ヘルシンキの電車。切符買うのはIC付きのカードしか使えない。メモ。ネオマネー使えないよ。
— T.Yamamoto (@tyama) 2017年6月3日
クレカ2枚とも海外に持っていくの不安だったからVISA1枚とネオマネーに10万入れて持って行って、基本の支払いはネオマネーでしてた
— 新谷恭 (@kyo_shintani) 2017年3月12日
ネオマネーさんは日本円をチャージしたり現金を引き出すのに手数料がかかって多少めんどくさいけど、使用したら残額がすぐにお知らせされるし銀聯カードとしても使えるから中華圏では便利だなと思った。口座開設のときに強制的に作らされたUFJデビットは自分の口座から引き落とせるから安心感ある…
— さくぱん (@39loves2) 2016年3月3日
使えなくて困ったっていう評価はあまり多くないね。
ネオマネーは堅実な引出し手段の一つと言えそうだね。
ただ、一部の場所ではICチップが付いていないと決済ができないこともあるみたいだね。
まとめ:結局ネオマネーはおすすめなの?
ネオマネーは国内・海外兼用のトラベルプリペイドカードです。
手数料やセキュリティ、サポート体制などを見ると、キャッシュパスポートの方がお得と言えそうです。
ただ、ネオマネーはVISAカードであれば国内・海外どちらでも使用できる点、銀聯カードであれば中国や香港に加盟店が多いなど、全くなしとも言えないでしょう。
特に中国・香港ではVISAやマスターカードと比べて、銀聯支払いの方が圧倒的に多数派なので、中国旅行や中国留学には頼りになるでしょう。
いずれにせよ、発行料や年会費は完全無料なので、とりあえず作っておくという選択肢もありかもしれません。
6つある海外プリペイドカードを徹底比較しました。
比較で分かった一番おすすめの海外プリペイドカードはこれだ!
海外プリペイドカードだけでなく、他の外貨両替方法も含めて徹底比較しました。
「結局のところ何が一番お得なの?」という方はこちらをどうぞ。