Wiseカードは使いやすい?マネパカード以上の低手数料

海外旅行や留学の際気になるのが、現地でどうやって支払いをするか?ということですよね。

日本で両替をするのはレートが悪いいことが多いし、現地まで日本円を持っていって両替をするのは、まどろっこしいものです。

また留学する子供に大金を預けたり 大金を利用可能なクレジットカードを持たせるのも悩みどころ。

そんな場合におすすめなのが、必要な都度入金できるデビットカードを持たせる方法です。

今回は複数通貨を簡単に管理でき、海外送金や海外支払いが安く利用できる
Wiseデビットカードの詳細について紹介していきます!

これから海外旅行や留学を予定している方には参考になると思うので、是非読んでいってください。

旅女子あや
2025年3月にマチュピチュ、ウユニ塩湖、パリと世界一周した際に実際使って便利だったから紹介するわ!
このページで分かること!

  • Wiseデビットカードはこんなカード
  • Wiseデビットカードの作り方や使い方
  • Wiseデビットカードっておすすめなの?

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海外旅行や、留学へ行く際に気になるのが現地のお金への両替ですよね。銀行や、空港、現地の両替所などで両替すればいいやと思っていませんか?

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目次

Wiseデビットカードの特徴

Wise(ワイズ)は、海外送金サービスからスタートし、今や世界中で50種類以上の通貨を1つのアカウントで管理できる便利なサービスです。
そのWiseが発行しているのがWiseデビットカード。Mastercardブランドで、日本国内・海外の加盟店で使用可能です。

クレジットカードのように審査が厳しくない(※本人確認は必要)ため、比較的作りやすく、留学・ワーキングホリデー・海外旅行での支払いに大変便利な1枚です。

はりねずみくん
へぇ、なんだか便利そう!
海外送金もできる上に、複数通貨を持てるってすごいね!

ただし、あくまでも「デビットカード」なので、事前に自分のWiseアカウントに入金・両替しておく必要があります。

はりねずみくん
どうしてわざわざデビットカードが良いの?
旅女子あや
クレジットカードだと限度額が大きかったり、子供にそのまま渡すのは心配って思う人もいるよね。

Wiseデビットカードなら「必要な分だけ入れて使う」ことができるから、留学中の子供や海外在住の家族への送金にもうってつけだよ。

Wiseデビットカードのメリット・特典

Wiseデビットカードのメリット・特典は以下の通りです。

  • 公正な為替レート(ミッドマーケットレート)で両替できる
  • 現地ATMから現地通貨の引き出し可能
  • 複数通貨アカウントを簡単に管理できる
  • アプリやWeb上で履歴の確認・制限の設定ができる
  • 基本的に年会費無料・カードの維持費もなし
  • 家族や知人からWiseアカウント間で送金してもらえる

一つずつ見ていきましょう!

公正な為替レート(ミッドマーケットレート)で両替できる

一般的なクレジットカードや銀行での両替では、為替レートに上乗せ手数料が加えられていることが多いです。しかしWiseは、銀行間で取引されるミッドマーケットレート(中間レート)を採用。
必要な事務手数料は別途かかる場合がありますが、全体的にコストが低く抑えられます。

以下は10万円を両替した場合に実際に受け取れるUSD額を各サービスで比較したものになります。
2025年3月15日時点 公式サイトより引用

送金・入金手数料が圧倒的に安い

Wiseはもともと海外送金サービスとしての評判が高く、国際送金手数料が銀行と比べて安いことで知られています。日本国内の銀行振込を活用してWiseアカウントに入金することで、海外の子供やパートナーなどに素早く資金を渡すことが可能です。
一般的なカードの場合両替手数料が4~5%取られることが多いですが Wiseだとメジャーな通貨は 0.68%~0.8%程度で たまに1~2%の通貨がある印象 です。
各通貨ごとの手数料率については次章でまとめています。

旅女子あや
実際にペルー、ボリビア、ブラジルで使った際は2.1%程度、パリで使ったのは0.7%程度でした。
例)ペルーで225PEN(ペルーソル)を支払った際の明細

199円(Wise両替手数料)÷9,350円(利用額)=約2.12%

現地ATMから現地通貨の引き出しが可能

現地ATMから通貨の引き出しも可能なので万が一カードが使えない場合に備えての現金を用意できます。
チップ文化のある国もあるし タクシーでは現金が必要な国もまだまだあります。

複数通貨アカウントを簡単に管理できる

WiseアプリやWebサイト上で、日本円・米ドル・ユーロなど50以上の通貨を一括管理できるのが大きな強みです。留学先や海外旅行先の通貨を事前に両替しておけば、現地ですぐにカード決済が可能。両替レートが比較的良いタイミングを狙って準備しておくこともできます。

アプリやWeb上で履歴の確認・制限の設定ができる

Wiseデビットカードは、利用状況をアプリでリアルタイムに追跡できるうえ、不正利用が疑われる場合にはすぐにカードをロックすることができます。通知設定も充実しているので、海外での利用時も安心です。

基本的に年会費無料・カードの維持費もなし

Wiseアカウントの開設自体は無料。デビットカード発行時に発行手数料がかかる場合はありますが、その後の年会費や維持費は基本的に無料です。

家族や知人からWiseアカウントで入金してもらえる

Wiseアカウントは個人ごとに開設しますが、Wiseアカウント間での送金が可能です。
親や友人もWiseアカウント口座を開設すればあなたのWiseアカウントへ直接送金することも可能です。必要なときに必要な分だけ補充できるので、大金を一度に渡すリスクを減らせます。
なお銀行振込によるチャージは本人名義の銀行口座から振込む必要があるのでご注意ください。


Wiseデビットカードの為替手数料

2025年3月19日に実際に1万円を両替をした場合にかかる為替手数料を公式ページで調べてみました。

米ドルやユーロ、韓国ウォンや香港ドルなど多くの通貨で0.6~0.8%程度と激安です。
ペルーなど高い通貨もありますがそれでも2.2%程度のため 一般的なカードの4~4.5%の半額です。

手数料率は日によって多少変動しているようですが それでも激安であることには変わりありません。

通貨手数料(円)手数料率
英ポンド (GBP)630.63%
米ドル (USD)630.63%
ユーロ (EUR)590.59%
アラブ首長国連邦ディルハム (AED)610.61%
韓国ウォン860.86%
中国人民元620.62%
香港ドル (HKD)590.59%
台湾ドル1041.04%
フィリピンペソ870.87%
タイバーツ840.84%
マレーシアリンギット660.66%
シンガポールドル600.60%
インドネシアルピア730.73%
オーストラリアドル580.58%
ニュージーランドドル580.58%
スイスフラン580.58%
ボリビアーノ1041.04%
ペルーソル2192.19%

Wiseデビットカードのデメリット

続いて、Wiseデビットカードのデメリットを見ていきましょう。

  • 海外旅行傷害保険はついていない
  • デビットカード発行が有料で発行にやや時間がかかる
  • 未成年の利用は要注意(18歳未満は発行不可)

一つずつ見ていきます。

海外旅行傷害保険はついていない

クレジットカードによっては、自動的に海外旅行傷害保険が付帯する場合がありますが、Wiseデビットカードには保険機能はありません。留学や長期滞在の場合は、別途保険に加入する必要があります。

旅女子あや
私も海外旅行保険は別に加入したわ!

デビットカード発行が有料で発行にやや時間がかかる

Wiseアカウントの開設は無料ですが プラスチックのデビットカードを配送の場合1,200円必要で10営業日かかるようです。速達オプション1,298円ほどを支払うと4営業日で届きます。
なおデジタルカード(オンラインでカード番号入力で決済する場合)は無料です。

はりねずみくん
カード発行が有料って微妙じゃない?
旅女子あや
確かに有料って抵抗あるわね

けど圧倒的に安い両替手数料を考えると1回の海外旅行で十分元がとれるわ!

はりねずみくん
え?本当に? 確かに両替手数料は安いけど・・・
いくらぐらい使えば元が取れるの?
旅女子あや
一般的なカードが両替手数料4~5%かかるところWiseデビットカードはその半分以下の0.68~2%程度。

0.68%の国なら 3万円決済すれば1,200円程度はお得に
2%の国でも 6万円決済すれば1,200円と送料分がペイできるわ!

未成年の利用は要注意(18歳未満は直接発行不可)

Wiseデビットカードは「プリペイドカード」ではなく「デビットカード」扱いのため、サービス規約上、18歳未満の直接契約は不可です。
留学する18歳未満の子供が使う場合はWiseデビットカードは使えません。 その場合はB/43をお勧めします。


旧マネパカードの代わりになるカード

圧倒的な手数料の安さでかつて海外プリペイドカードの覇権を握っていたマネパカードは残念ながらサービス終了してしまいました。 その売りはなんといっても圧倒的な手数料の安さで使えば使うほど他のカードよりもお得になること。
Wiseカードは旧マネパカード並み、通貨によっては旧マネパカードよりも手数料が安く使える最強の海外デビットカードだと管理人は思います。

Wiseデビットカードの作り方・使い方

はりねずみくん
カードの特徴はあらかた分かったけど、具体的にはどうやって作ればいいの?
旅女子あや
Wiseの申し込みや使い方はとてもシンプルだよ!

Wiseデビットカードの利用には、大きく分けて以下の5ステップがあります。

  1. Wiseアカウントを作成
    Wise公式サイトからメールアドレスとパスワードを設定し、新規登録を行います。
  2. 本人確認(KYC)
    パスポートやマイナンバーカードなどの公的身分証明書の写真をアップロードし、審査を完了させます。
  3. Wiseデビットカードを発行
    アプリまたはWeb上でカードを発行申請。通常は10営業日ほど、速達オプションを選べば4営業日ほどでカードが郵送されてきます。
  4. 日本円入金・必要に応じて両替
    銀行振込などで日本円をWiseに入金し、必要なら留学先や渡航先の通貨に両替しておきます。
  5. 海外で使う(または日本国内でも使える)
    現地店舗やオンラインショッピングで、クレジットカード同様に使うだけでOK。アプリで利用履歴を随時チェックできます。

まとめ:結局Wiseデビットカードはおすすめなの?

Wiseデビットカードは、公正な為替レートと低コストの送金手数料で、海外への送金・海外現地での支払いをお得にしたい方に非常におすすめです。

  • 手数料が安く現地での支払いに利用できる
  • 現地ATMから現金の引き出しも可能
  • 海外在住の家族に定期送金する
  • 海外通販で買い物をする
  • 海外旅行時に両替の手間やコストを減らす

といった目的にマッチしやすい一枚でしょう。保険が付帯しない点や、18歳未満の直接発行できない点などデメリットはあるものの、手数料が他よりも安く複数通貨管理ができるメリットは大きいです。

ぜひ作ってみて、海外利用の利便性を実感してみてください!

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この記事を書いた人

世界を巡る旅行が大好きなフリーランサー。新しい文化や歴史に触れることで、多彩な視点から旅の魅力を伝えます。旅の思い出や役立つ情報を、皆さんと共有したいと思っています。

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