ショッピングに使っているだけで、nanacoポイントが貯まっていくデビットカードがセブン銀行から発行されています。
ポイントが貯まるだけでなく、セブンATMがお得になったり、海外でも使えるという性能も備えています。
今回はそんなセブン銀行JCBデビットのメリット・デメリットを紹介していきます!
- セブン銀行JCBデビットはこんなカード
- セブン銀行JCBデビットと他JCBデビットの違い
- セブン銀行JCBデビットの作り方や使い方
最もお得な外貨両替ランキング!
100を超える外貨両替方法の中から、一番お得に両替できる方法は何かをデビットカードだけでなく、他の外貨両替方法も含めて徹底比較しました。
「結局のところ何が一番お得なの?」という方はこちらをどうぞ。
この記事は、2019年頃の情報をもとに作成されています。
そのため、記事に関する情報が古くなっています。
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デビットカードの中で海外利用にオススメなのはどれかについて知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
50種類を超えるカードの中から、最強と言えるデビットカードを選びました。
セブン銀行JCBデビットカードとは
セブン銀行デビットは、セブン銀行の発行するデビットカードです。
セブン銀行デビットの特徴は、以下のようなものになっています。
- 「デビット+キャッシュ+nanaco」が一枚になったカード
- nanacoポイント還元がある(0.5~1.5%)
- セブンATM利用手数料がお得!
- 世界中のJCB加盟店でショッピング支払いができる
- 海外ATMから現地通貨を引き出せる
- 16歳以上であればカード発行可能
- 不正利用補償
大きな特徴はこんなところでしょうか。
やはり他のデビットカードに比べて目を引くのが、セブン銀行のATM利用手数料は、セブン銀行デビットの利用でかなりお得になるということです。
平日・休日ともに、朝7時~19時までの間であれば、現金の引出し手数料が無料になります。
加えて「デビット+キャッシュ+nanaco」の三位一体カードになっている、というのもオリジナリティあふれるメリットです。
通常3枚に分かれるカードが、一枚に凝縮されているのは、単純に便利です。
セブンユーザーにはお得なカードってことか!
また、海外でも大活躍のカードになります。
海外ATMで現地通貨を引き出せたり、世界中のVISA加盟店でショッピング支払いに使えます。
海外旅行にデビットカードを持って行って外貨両替している人も多いんだよ。
セブン銀行JCBデビットのメリット・特典
まずはセブン銀行デビットカードのメリットや特典を見ていきましょう。
- 海外のATMで現地通貨を引き出すことができる
- 「キャッシュ+デビット+nanaco」が一枚に!
- nanacoポイント還元(0.5~1.5%還元)
- セブン銀行ATMがかなりお得!
- JCBの海外サポートを受けられる
- 16歳以上なら未成年でも発行可能!
- 発行費・年会費完全無料!
- 不正利用補償などセキュリティ対策がしっかりしている!
- 使いすぎの心配なし
一つずつ見ていきましょう!
海外のATMで現地通貨を引き出すことができる
JCBデビットは、JCBかCirrusマークのある海外ATMで現地通貨を引き出すことができます。
外貨両替が現地の空港や市内ATMでできるので、非常に便利ですね。
もちろん手数料はかかりますが、日本の銀行などで外貨両替するよりも、レートは大抵良いものになります。
「キャッシュ+デビット+nanaco」が一枚に!
セブン銀行デビットは「キャッシュ+デビット+nanaco」の三位一体カードとなっています。
つまり、銀行ATMからお金を引き出せて(キャッシュ)、クレジットのように支払いができて(デビット)、ポイントが貯まる(nanaco)機能を持ったカードということですね。
もちろん、既に使っているnanacoカードがあれば、そちらを紐づけることもできます。
- デビット付きキャッシュカード(nanaco一体型)
- デビット付きキャッシュカード(nanaco紐付型)
このどちらかから、選べるということですね。
まだnanacoを持っていない場合や、一緒にしてしまいたい場合は「一体型」の方が良いでしょう。
nanacoポイント還元(0.5~1.5%還元)
セブン銀行デビットは使う店によって、どのくらいポイントが貯まるかが変わります。
1.5%還元:セブンイレブン
1.0%還元:西武・SOGO(食品・飲食・専門店を除く)、セブンネット、デニーズ、ファミール、ポッポなどのセブン&アイ加盟店
0.5%還元:JCB加盟店、イトーヨーカドーなど
このように、セブンイレブンを中心に使うことで、お得なポイント還元を受けることができます。
セブンイレブンを毎日使うなら、かなりお得になるんだね!
セブン銀行ATMがかなりお得に!
通常セブンATMで、三菱UFJや三井住友銀行のお金を引き出すのは、108円の手数料がかかります。
ただ、セブン銀行デビット(キャッシュカード)使用であれば、ほとんど手数料は無料になります。
このように、セブンATMをよく使うのであれば、「セブン銀行キャッシュ+デビット」を発行するとお得かもしれません。
平日・休日ともに朝7時~夜19時までは、引き出し手数料無料になるため、かなり手数料の節約になります。
JCBの海外サポートを受けられる
海外でセブン銀行デビットを紛失したり、何か困ったことがある場合、24時間365日の日本語電話サポートを受けることができます。
緊急トラブル時こそ、日本語が通じるのは安心ですね。
16歳以上なら未成年でも発行可能!
セブン銀行デビットは、16歳以上ならだれでも発行することができます。
クレジットを発行できない、未成年の方でも作れるのは嬉しいですね!
発行費・年会費完全無料!
セブン銀行デビットは、発行料や年会費は一切不要です。
特に、年会費を気にする必要がないのが嬉しいですね!
不正利用補償などセキュリティ対策がしっかりしている!
セブン銀行デビットのセキュリティは優れています。
【ICチップ搭載】
スキミング被害防止に役立ちます。
【利用確認メール】
カード使用の度に利用確認メールが来るため、万が一不正利用された場合もすぐに気づくことができます。
【不正利用補償】
偽造や盗難によって不正利用された場合の返金補償があります。
不正利用補償っていうのは特にすごいね!
そうだね。偽造や盗難された場合でも返金補償があるから、安心して海外にカードを持っていけるね。
使いすぎの心配なし
デビットカードはクレジットカードと違って、即時払いのカードであるため、口座にある金額以上の買い物はできません。
だからこそ、羽目を外しがちな海外旅行でも使いすぎの心配がありませんね!
ついつい旅行先で、必要のないお土産を買っちゃう僕としては有難いな!
でも、何かあったときに保有残高以上はお金を使えないという意味では、マイナスにもなりうるね。
あと、保有残高以上は使えないという点は海外プリペイドとも似ているね。
セブン銀行JCBデビットのデメリット・注意点
セブン銀行デビットカードのデメリット・注意点は以下になります。
- 海外ATM使用手数料(外貨両替手数料)が平凡
- ポイント還元率はセブングループ以外では平凡
- 海外保険関連は一切つかない
- 1年以上海外にいる場合、セブン銀行は解約される
- 一部支払いができない店舗も
一つずつ見ていきましょう!
海外ATM使用手数料(外貨両替手数料)が平凡
海外ATMで、セブン銀行JCBデビットから現地通貨を下ろした場合の手数料は以下になります。
JCBレート+3%(セブン所定レート)+108円(海外ATM利用手数料)
※上記に加えて、現地ATM側が設定する手数料200円ほどかかる可能性があります。
例として、1万円分の外貨を海外ATMから引き出す場合、
10,000+【10,000×3%+108円】=10,408円
【10,000×3%+108円】←この部分がそのまま手数料に当たるので、外貨両替手数料は408円となります。
なるほど!でも、イマイチ分からないんだけど、この外貨両替手数料は高いの?安いの?
他のカードと比較してみようか!
銀行(デビットカード名) | 海外ATM利用手数料 |
GMOあおぞら ネット銀行デビット |
VISAレート+3.02% |
三井住友銀行デビット | VISAレート+3%+108円 |
ソニーバンクウォレット | VISAレート+1.76%+216円 ※一部通貨の場合は、216円は不要 |
楽天銀行JCBデビット | JCBレート+3.024% |
楽天銀行シルバー(ゴールド) VISAデビット |
VISAレート+3.024% |
ジャパンネットバンク | VISAレート+3.02% |
イオン銀行JCBデビット | JCBレート+1.6%+216円 |
イオン銀行VISAデビット | VISAレート+1.6%+216円 |
スルガ銀行デビット | VISAレート+3%+216円 |
ミライノデビット (住信SBIネット銀行) |
VISAレート+2.5% |
セブン銀行デビット | JCBレート+3%+108円 |
このように、他社と比べると、平均的な外貨両替手数料だということが分かりますね。
ただ、「ソニーバンクウォレット」や「イオン銀行デビット」など、より安い海外ATM手数料のデビットカードがあるため、そういったものと比べると、見劣りするのも事実です。
手数料は安くはないけど、取り立てて高いわけでもないって感じだね。
そうだね。でも、外貨両替をより安くしたいなら、別のカードの方が良いかもしれないな。
より詳しく、デビットカード毎の両替手数料比較を見たい方はこちらをどうぞ。
ポイント還元率はセブングループ以外では平凡
セブンイレブンやセブングループ加盟店で使用する場合は、ポイント還元は1.0~1.5%と、かなり良いです。
ただ、JCB加盟店では0.5%還元と、それほど大きなポイント還元はありません。
セブンイレブンのヘビーユーザーにはお得ですが、それ以外の店舗での還元率は平凡と言えるでしょう。
海外保険関連は一切つかない
セブン銀行デビットには、海外旅行付帯保険やショッピング保険は一切付きません。
海外旅行に行く場合は、海外旅行保険は必須と言えるくらい大切なものなので、必ず入るようにしましょう。
海外での治療費などは、100万円を超えることもあるから、保険は必須だよ。
1年以上海外にいる場合、セブン銀行は解約される
セブン銀行は、1年以上海外に行く予定の方は口座開設することができません。
また、既に口座が作ってあり、これから1年以上日本を離れる場合も解約されることとなります。
そのため、1年以上の留学や海外赴任で日本を離れる場合は、セブン銀行デビットは使えないです。
一部支払いができない店舗も
デビットカードやプリペイドカードの場合、一部使用できない支払いがあります。
- 高速道路料金
- ガソリンスタンド
- 航空機内販売
- 電気・ガスなどの公共料金
- 月々の契約料金(スマホのキャリアなど)
このように一部店舗の支払いには、デビットが使えない場合もあるので、ご注意ください。
「セブンJCBデビット」と「三菱UFJ-JCBデビット」と「楽天JCBデビット」の比較!
JCBブランドの国際デビットカードはあまり種類が多くありません。
例としてセブンデビットを含む、3枚のJCBデビットを比較してみましょう。
カード名 | セブンJCB デビット |
三菱UFJ-JCB デビット |
楽天JCB デビット |
国際ブランド | JCB | ||
使える国 | 日本人がよく行く国中心 ※それ以外の国では使えないことも |
||
海外ATM 利用手数料 |
JCBレート+ 3%+108円 |
JCBレート+ 3%+1.6%+108円 |
JCBレート+ 3.024% |
ポイント還元 (キャッシュバック) |
0.5~1.5% 相当 |
0.3~0.5% 相当 |
1.0% 相当 |
不正利用補償 | ○ | ○ | ○ |
ショッピング保険 | × | ○ | × |
海外旅行付帯保険 | × | ○ | × |
タッチ決済 | × | × | × |
国内ATM利用 | ○ | × | ○ |
※三菱デビット諸注意:
不正利用補償:「最大500万円(1事故あたり)」
ショッピング保険:「年間100万円(自己負担額10,000円/1事故あたり) ※国内ショッピング保険のお取り扱いはありません。」
海外旅行付帯保険:「最大3,000万円」の傷害死亡・後遺障害補償
色々と違いはあるんだろうけど、イマイチ分からないな~。
大まかに分類すると、以下のような特徴で分けられるよ。
セブンデビット:セブンユーザーに向いている特典多数(セブンATMやセブンでの還元率)。それ以外は平均的
三菱UFJ-JCBデビット:海外ATM利用手数料は高いが、ショッピング保険や海外旅行付帯保険が魅力的
楽天JCBデビット:1%のポイント還元率が優秀。それ以外は平均的
このように、JCBデビットと一口に言っても、様々な違いが見えてきますね。
セブン銀行JCBデビットの申込み方法
セブンデビットカードの申込み条件は、以下の3つです。
- セブン銀行の口座を保有していること:誰でも口座は作れます。
- (中学生を除く)16歳以上であること
- 日本在住であること
この条件さえ満たしていれば、誰でも作れます。
WEBから申込みを行う場合は、以下のリンク先から手順通りに進めば発行できます。
セブン銀行JCBデビットの使い方
続いて、セブン銀行デビットの使い方を解説していきます。
海外ATMを使用する場合
事前に日本円を銀行口座にチャージしておきます。
- セブン銀行JCBデビットカードをATMに入れます。
- 4桁の暗証番号を入力してENTERを押します。
- 「CASH WITHDRAWAL(引き出し)」を押します。
- 「SAVING(普通預金)」を押します。
- 利用金額を選択して、ENTERを押します。
- 現金、カード、レシートを受け取って、終了
それほど難しくありませんね。
※海外ATMを使う際は、空港内や銀行の中などセキュリティのしっかりした場所のものを選び、道端のATMなどは絶対に使わないようにしましょう。
海外は道端や地下鉄にもATMがあるんだけど、そういった場所のATMではスキミング被害に遭いやすいから要注意だよ。
ショッピングの支払いに使う場合
デビットカードで支払いを行う際は、クレジットと同じ扱いになります。
JCBは欧州などでは取り扱っていない店も多く、そういった地域ではVISAやマスターカードの方が対応している店舗は多いです。
国内外問わず、支払いの際は「カード払いで」と言って渡せば、後は店員さんが処理をしてくれます。
分割回数は1回しかできないので、聞かれた場合は「一括」と答えればOKです。
まとめ:セブン銀行JCBデビットはセブンのヘビーユーザーにおすすめ!
セブン銀行デビットは、普段からそれほどセブンイレブンを使わない方にはあまりメリットのないカードです。
海外ATM手数料なども、「ソニーバンクウォレット」等の方が優れているのが事実です。
ただ一方で、普段からよくセブンやセブンATMを使う方にとっては、かなりメリットのあるカードと言えるでしょう。
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